「ヨットを通じて海に対する知識関心を深め学生相互の親睦と体位向上とを図る」ことを目的とし、徳島大学学生をもって主な構成員とするヨット部。それが徳島大学ヨット部です。
設立は1954年と伝統ある部です。現在は鳴門に合宿所兼艇庫を持ち、土曜と日曜に海上練習を行っています。部室は徳島大学常三島キャンパスの学生会館二階にあります。
略称「徳大ヨット部」、「TUYC」(Tokushima University Yacht Club)。
ヨット部にとって部員の次に大切なもの「ヨット」。
現在は470級とスナイプ級(どちらも二人乗り)で活動しています。
レース艇はスナイプ3艇(29809/28431/27761)470が3艇(3795/3355/3353)。これらを練習でも使用しています。29809は辻堂製。他はオクムラ製。セールはノースとダイアモンドです。
その他に、470級1艇(2773)、スナイプ級1艇(28521)の使用可能艇を所有しています。
写真は今はなきスナイプ27476(手前)と28431。
ヨット部員の第二の我が家、といったら極端かもしれませんが、通い慣れた艇庫はなぜか落ち着く場所です。
わが徳大ヨット部の自慢の筆頭がこの艇庫でしょう。鉄筋コンクリの2階建てで、一階にヨット置き場・台所・シャワー室・トイレがあり、二階はミーティングルーム(広い廊下)に8畳と12畳の和室と広いベランダから成ります。そして通称「三階」と呼ばれる屋上は夏の合宿中も夜は寒いほど涼しく、皆で飲みながら星を眺めるのに最高です。
写真は朝日を背に部員を待つ艇庫。
徳島大学は工学部・総合科学部のある常三島地区と、医・歯・薬学部の蔵本地区に分かれています。ヨット部は両地区の部員から成る数少ない部の一つです。
2004年4月時点で部員数は14名。うち女子5名、蔵本地区5名。学年では4年が3名、3年が6名、2年が5名です。
写真は毎年3月に行っている岡山合同合宿での集合写真です。
現在徳大ヨット部の目標は「ぜんにち」つまり全日本学生ヨット選手権大会です。しかし、まずは四国水域予選を突破しなければならないわけで、7月と8月に行われる予選(団体戦と個人戦)に照準を合わせて活動を行います。その他にも
・中国四国学生ヨット選手権大会出場
・国体予選出場
・岡山牛窓合同合宿&新人戦
などのレースや遠征などに加えて、徳島大学体育祭・徳大駅伝(部対抗)などのローカルイベント、さらに蛍狩り阿波踊りなど様々な季節行事なども活発に行っています。
艇庫はだいたい国道11号線沿いといえる場所にあります。香川方面から来られる場合、徳島の県境を越えてしばらく走ると、トンネルをいくつか越えた後、国道11号が海から離れて南下を始めるところに来ます(鳴門検問所があります)。検問所前の信号を左折してください(鳴門スカイライン方面へ)。曲がって30mほどでまた左折(畑の間の細くてボロい道です)してください。正面の神社の向こうに風速計が見えるはずですからそれを目指して下さい。
徳島方面、あるいは本四道路から来られた方は国道11号を北上し、海が見えてきたら左手に検問所を探してください。検問所前の信号を右折(鳴門スカイライン方面へ)。30mで左折してください。あとは同上です。
本数は少ないですが一応鳴門駅前からバスが走ってます。詳しくは直接お尋ねください。