■■ 徒然書 ■■  2002年

  1月  
 

■2002年1月31日 (水):たこ焼

卒論の前半は完成した。残るは結果の部分。明日から、実験しながらの卒論書き。SEMの観測は膜厚に関して見る事はできなかったが、膜質については、情報が得られた。SiO2ゾルゲル膜多層膜についての自分の「仮説」は形ができてきた。昨日の集中講義の間に、卒研の今までの経過と結果を色々考えていたら、話がだいぶつながってきた。なるほど、なるほど、ちゅうかんじで一人納得していた。もちろん、メモる。もうちょい早く考えついていたらなぁ。なんせ実験時間がほとんどない。提議だけして、続きは来年の人にやってもらう事になりそうだ。
タコヤキは定期的に食いたくなって買う。麦酒と一緒に食べるのが最高!


■2002年1月30日 (水):焼結温度

朝9時から出勤(勤め?・・。「努め」、こっちかな)。10時から、スライドガラスで、焼結条件を変えて実験。卒論提出期限まで時間がないので、温度、時間とも上げる。パラメータを2つ同時に動かす事になるから、あまりよろしくないのだが、この際はしゃーーない。3時〜6時ぐらいまで工業会館での講演を聞きにいくため一時期中断。再開して、9時前に本日の実験終了。「私の考えが正しければ・・・問題点は解決した」、はず。 明日はSEMで観測。裏付けが取れたらいいのだが。


■2002年1月29日 (火):考察

昨日の疲れか、昼起きになってしまった。プリズムに膜付け失敗した原因を考える。うーーむ。やっぱ、焼結温度かなぁ。文献を読んだ後の予想。卒論を書き進める。提出期限まで・・後1週間!


■2002年1月28日 (月):キムチ鍋

気合を入れて9時半に研究室に行く。徹夜組は帰って後のようで、誰もまだいなかった。実験再開。7時間かけてプリズムに3層膜付けしたが、結果は見事失敗。2層目から付きが悪くなった。研究で初めてした事に一発で成功したやめしがない。今回もである。夜は、いつも以上に昼間の疲れがきた。アセトンを吸いすぎたせいかも。
材料
夕飯は今年初の「キムチ鍋」。 キムチ鍋といえば「糸コンニャク」が一番に思い浮かんでくるが、いつも入れるので、今回は棒状の「糸巻きコンニャク」。キムチ味がしみて、食感も良かった。きし麺を入れたが、中華麺を入れても美味しいらしい。

 豚肉、焼豆腐、老団子
 ニラ、白菜、大根、しめじ
 えのき、 コンニャク、きし麺、



■2002年1月27日 (日):そば

そばを食って昼から大学に行く。研究室のメンバーは「昼型」と「夜型」の2交代状態になっている。夕方ぐらいに、入れかわる。今は夜の方が多いようだ。パソコンを動かし続けると3時間に1回くらい、フリーズする。卒論原稿を書く時は、「上書き保存」を一定段落事に連打する。 明日から、実験再開。プリズムへのコーティング。
何そばやったか忘れたけど、美味かった。乾麺を茹でて、水で冷やした後、熱くて濃いネギ醤油ダシの漬け汁を作って鳴門ワカメと一緒に食った。徳島にきたら、讃岐うどんの影響で「うどん」が主流だが、たまにそばが食いたくなる。信州そばが食いたくなってきた。


■2002年1月26日 (土):雨

朝からずーと雨。やんだら大学に行こうかと思ったが、結局雨も止まず、行かずじまい。昨夜パソコンを家に持って帰ってきていたので、卒論を書き進める。

料理名は「麻婆豚白菜」といったところか。麻婆の素に豆腐を入んと、豚肉、白菜、しめじ、山クラゲを入れる。朝食にしては、山クラゲのぴりぴり辛と麻婆で結構辛かった。おかげで、御飯をたくさん食うはめに。



■2002年1月25日 (金):火事場力

卒論を書くか、考える、休憩。 この3パターンな毎日。予定の1/3のペースでしか進まない。まぁ、そんなもんか。追い込まれたらもっとペースあがるかも。追い込まれると人は、「火事場のクソ力」という人間が本能として持っている力が出るらしい。しかし、試験などで、こいつが発揮できず単位を落とす事もしばしばあった過去3年間の大学生活。4年の研究室生活になってからは、卒業単位はそろっているので、試験を受ける事はないが、「月レポート」という研究の進行を報告するのがあって、毎月例の力を発揮した、というか、させざるおえなかった。思い起こせば夏の「院試」や「中間発表」もだいぶ追い込まれた。今回も同じ運命になりそうな予感がするのは気のせいか。まさかな。はっはっは・・・・。こうして人間は壊れていくのである。ちゃんちゃん。


■2002年1月24日 (木):鰹のタタキ

ゾルゲルの攪拌は数日かかるので、その間は卒論を書き進める。書き始めたら早いのだが、内容や構成を考え出すと時間がどんどんたっていく。後3日は書くのに専念できるので、めどを付けたい。月曜から実験の再開予定。
夕飯は寿司、釜揚げうどん、もずく、そして「鰹のタタキ」を買ってきて和風で贅沢に食った。鰹のタタキと言えば、本場はもちろん高知。旅行で行った時に居酒屋で食った本場の鰹タタキの美味さに感動した。むこうでは、生ニンニクのスライスが入っている。
徳島のスーパーには一年中この鰹のタタキがようさん置いてある。それだけ需要が高いってことかいな。文章や構成を考えて一日中頭を使っていると、夜はいきなり、もの凄い睡魔に襲われる。ヨットから帰った後とは同じだが、原因は対称的。まぁ、ヨットも頭は使うが。食欲は落ちてないから、体調に問題はなさそうだ。

■2002年1月23日 (水):お好み焼き

  朝兼昼飯。定価100円の冷凍お好み焼き。電子レンジで5分。お好み焼きといえば、広島焼、モダン焼、もんじゃ焼、チヂミが代表的なところ。飲食店でも、ラーメン屋、寿司屋、中華料理屋についで、繁盛しやすい分野である。京都にいた時は「鍋パーティ」のような、「お好みパーティ」という催ものも、しょっちゅう行われていた。最近、具材に蛸を入れるのが好みである。タコ焼と形が違うだけという指摘もあるが・・。鍋に蛸をいれるのも結構いける。
食い物の話はこれくらいにして、今日は最後になるであろうと思われる、SiO2ゾルゲル液の調合を行い、攪拌を始めた。前回の配合の結果が、かなりいいできだったので再現を祈る。

■2002年1月22日 (火):卒論

今度SEMで観測するためのサンプルを作製。平面基板にSiO2ゾルゲル膜を一層付けて、焼結する前に、注射針で傷をつけた。これで一層の膜厚が観測できるはず。夕飯は「眠来」にホイコーロを食う気満々で行ったが、満員で入れなかった。しゃーないので、久し振りに「べるまん」に行き、「YAWARA」を読みながら、トンカツを食った。研究室に帰ってきた後、卒論の構成を固める。後は書きつづけるのみ!!


■2002年1月21日 (月):エリプソ

今までエリプソの結果をフーリエ変換する事ができなかったが、ついにでた。Mitabの取り方に問題があったようだ。これで、光学測定で膜厚が出せるようになったので、研究としてはかなり前進。やり方が悪くて、今年はできなかっただけだが。最終課題のプリズムに膜付けして、ATR導波実験がまだ残っている。卒論締め切りまで後・・・・・、今、計算はやめておこう。


■2002年1月20日 (日):フレーム

このHPにフレームを導入。最近はほとんどのブラウザが対応しているから大丈夫であろう。午前より研究室で「エリプソメトリー」の実験。合間に、ちょこちょこフレーム造り。


■2002年1月19日 (土):牡蠣鍋

朝5時まで飲んだ次の日は当然寝っぱなし・・かと思ったが、昼の一時過ぎに起きる。最後に飲んだ日本酒が効いたようで、右手に違和感あり。大学に明日するエリプソの用意ができるか確かめに行った。大学はセンター試験初日で、門のとこで学生証の提示を求められた。寒かったから、夕飯は鍋。生協へ牡蠣やら、餅巾着やら、鍋の具材の買出しに行った。

<具材>
牡蠣(広島産)、餅巾着、えのき茸、しめじ、白菜、うどん、人参、焼豆腐、白ネギ、牡蠣鍋スープ、豚バラ肉、海老ねり

<食>
生食用の牡蠣(カキ)なので、最後に入れる。牡蠣の味が良く出て馬鹿美味。 途中から、うどん玉入れる。鍋には「餅巾着」を入れるのが定番になってきた。



■2002年1月18日 (金):追いコン

夜8時から、ヨット部の追いコン。ついに追い出された。さらば「徳大ヨット部!」。最近のヨット部の飲み会ではめずらしく4次会まであって、閉店の朝5時まで飲んだ。


■2002年1月17日 (木):SEM

SEM(Scanning Electron Microscope:走査型電子顕微鏡)で基板上の膜を観測。亀裂を拡大する事で、ゾルゲル膜の膜厚がわかった。今まで言われていた予想より2倍近く厚いという驚きの結果がでた。これなら、7膜近くつける必要があったのが、3膜でよくなる。他にも色々わかり、大きな進展だった。


■2002年1月16日 (水):ピーナッツ

ホットドックの国で大統領が喉にピーナッツを詰まらせて死にかけた。
非常事態。
卒論の締め切りが、刻一刻と迫っている。
正月気分が抜け、殺気だってきた研究室。
非情地帯。

そんな日の朝、消防車のサイレンで起こされた。早く研究室に行かなくてはいけないので、起こされたのは良かったが。うちの家が燃えていなったのも良かった。昨日の続きの実験で、4〜7層目をつける。5層目で表面が弾いてしまった。明日、SEMでこれを測定してもらう予定。


■2002年1月15日 (火):膜付け

高屈折率ガラスの基板に膜付け。3膜付けたとこで、タイムアップ。続きは明日に持ち越し。


■2002年1月14日 (月):成人

成人式な今日。大人になれるんだかどうだか。式がどうのこうのというより、久し振りに小学校や中学時代の友達に一度に会える「同窓会」的要素が強いと思う。式で暴れるとこもあるらしいが、最近暴れるところがなくなってきたからではないだろうか。一昔は20歳前後の大学生と言えば、「安保闘争」で日々闘っていたそうだからなぁ。若者のエネルギーが有り余っている御時世。最近どこでも学生の体育会系入部も減っているようだし。ある成人曰く、「こんな世の中に誰がした」。
両国橋近くの定食屋「サンスマイル」に行ってきた。学生向けの安い店。


■2002年1月13日 (日):努め

ヨット部「追いコン」のために色々と買出し。部員として最後の努め。明日は工事のため工学部全域が停電らしい。大学では何もできんな。


■2002年1月12日 (土):DW

ヨット部の駅伝を応援(見学)に行った。昼からM2最後の週レポ発表を聞く。新たなHP作製ソフトの使いやすさに感動。


■2002年1月11日 (金):えのき醤油焼

卒論書き出して2日目。実験も平行して行う。

卵オンリーの焼飯にえのき茸醤油焼。実家からの胡麻パン。


■2002年1月10日 (木):カレー

親知らずの痛さに悩まされる。

大塚食品の「欧風カレー」と焼竹輪入りワカメスープ、GFJ。
マッシュルームが入ったカレーは好きだ。


■2002年1月9日 (水):歯

奥歯が痛いのはどうやら親知らずが生えてきたようだ。痛たた・・。19時から学生会館で「My Yacht」の編集会議。その後、眠来でホイコーロを食う。


■2002年1月8日 (火):海鮮

エリプソのフーリエ変換がうまくいかない。奥歯が痛い。微熱もあるようだ。マイナス思考になりがちになる。夜は海鮮鍋。食欲が満たされると楽観思考へ。

<材料> 蟹、海老、河豚、鱈、豚肉、貝、白菜、人参、えのき茸、シメジ、白ネギ、餅巾着
<ダシ> 醤油ダシ(市販)、醤油、みりん、酢少々(みりん瓶と間違えた・・)


■2002年1月7日 (月):楕円球

全国高校ラグビーの決勝戦、啓光-東福岡。前評判通り啓光が鉄壁のディフェンスで圧勝した。去年も伏見工が最新のスタイルで、他校に対して圧勝したが、今年の啓光も他よりもレベルが凄く高いラグビーやった。最近はキックを使わず、モールよりもラックを使い、フォワードも走り回るので、見ている方は面白い。高校は関西勢の優勝が続いているけど、大学はベスト4はすべて関東勢。来年は正月に同志社や立命館、京産が国立で戦うのを応援したいなぁ。


■2002年1月6日 (日):チャリ

帰京している間使われていなかった自転車が、何かに当てられたようで、泥よけが見るも無残にへこんでいた。ここまでへこむとすれば犯人は車だな。ペンチで曲を直す。何とか走れるようにはなった。早くも今年の災難1。


■2002年1月5日 (土):帰

京都に帰省する事を「帰京」という。徳島に帰る事を「帰徳」という。
夕方暗くなってから、10日ぶりに帰徳した。


■2002年1月4日 (金):温泉

長考のすえ、デジカメをついに買う。オリンパスの200万画素。電池がすぐ切れるのが難点やな。夕方から伏見に新しくできた「力湯」という温泉にいく。正月料金で一人700円。露天風呂が、肌がすべすべになり良かった。塩サオナなど変わったのもあった。帰りに王将でタラフク食べる。日本人が好きな物:温泉、寿司、ラーメン、カレー、王将。


■2002年1月3日 (木):観戦

正月スポーツ観戦日。箱根駅伝、花園高校ラグビー、ライスボールと面白いのがたくさん。関学対アサヒビールのアメフトは、第2Qに関学のフェイクが冴え渡り、前評判を覆す結果に。関学の日本一は初めてだそうだ。ラグビーは歴史に残る試合と言われた大阪工大高対大分舞鶴。大阪工大高がロスタイムに奇跡的な再逆転勝利!やはりスポーツはドラマですな。


■2002年1月2日 (木):手巻寿司

毎年2日は母方の親類が集まる日である。最近はうちでやる事が多い。夕飯から新年会が始まった。メニューは手巻寿司。2人対戦型トランプゲーム「ダイヤモンド」のうけは良かった。普及させたいな。


■2002年1月1日 (火):元日

お稲荷さんの総本山である伏見稲荷に行ってくる。人の多さとともに鳥居の多さにも驚いた。おみくじの結果は「吉凶相半」。いいような、悪いような。「勝負事はかなわず」らしい。新年そうそう天気が悪くなり小雨がぱらつく。屋台で食ったチヂミが豪快な焼き方で美味かった。その後、お京阪で出町柳まで行き、銀閣寺まで行ったが4時半で門が閉まっていて入れなかった。残念。


[過去一覧] [裏白南風]