■■ 徒然書 ■■  2004年

  5月  
 

■2004年05月30日(Sun):コンサート

songletters」というコンサートに行ってきた。FM802の開局15周年イベントだ。場所は大阪城ホール。入場料5800円のチケットだが、立ち見席。しかし、この値段では安いと思った。大物が続々登場!山崎まさよしはやっぱ歌い方がえーな。葉加瀬太郎の生バイオリンはすばらしかった!しめは森山直太郎の「生きとし生ける物へ」。今まで知らなかった歌手で「沢知恵」が気になった。今度京都でコンサートがあるらしい。いこかな。コンサートはやはりえーな。CDで聞くのとは全然違う。そして、音楽はすばらしい!たまっていた精神的な疲れを取り除いてくれた。


■2004年05月28日(Fri):技術セミナー

昼から大阪で技術セミナー。初出張だ。久しぶりにスーツを着て、先輩と2人で行ってきた。測定メーカー主催のセミナーだが、講師は東京にある某大学の大学助教授。かなり、若い。そして、かなりやりての人という印象を受けた。「きれ者」だ。根本を理解している人は、原理を簡単なモデルで説明してくれ、非常に分かりやすい。反対に、講義がやたらと難しくて、聴衆の半分以上が理解不能なのは、講師自体の理解が、表面的で浅いのではないだろうか。「聴衆のレベルに合わせて講義する」というのはプレゼンの基本だが、難解な講義よりも「やさしく講義」する方が難しい。根本的なところから理解していないとできないからだ。測定結果のデータから、様々なことを読み取っていた。かなりマニアックな領域まで入っている。自分でも言うてたし。「こういうことができるのか」と収穫大。セミナーは、今後もどんどん参加したい。


■2004年05月23日(Sun):徳島2日目

8時半にバウカーで艇庫へ向け出発。ヨット部の練習に午前中だけ顔を出す。先週は、爆風(15〜20m/s?)でマストが3本も折れたという大惨事だったらしい。今日は高気圧が居座り、結構ベタリそうな天気だった。しかし、微風だったがまぁまぁ吹き、1〜3m/sでときたまハイクアウトもあるというコンデションだった。新しくなったレスキューボートにのり、運転もさせてもらった。前のレスキューと違うのは、エンジン音がすごく小さい。ハンドルの感覚は前とだいぶ違った。船外機になったせいか、操作がなかなか伝わりにくい。上下にマークを打ってラウンディング。レスキューで後ろからついて回って、デジカメで写真を撮ったり、アドバイスした。「もっとフラットに!」ばっかりだったが。ハイクアウトまでいったらしっかりフラットに起こしているのだが、微風からやや中風に風速が変化したのに、ややヒールしたまま走って艇が多い。基本動作はだいぶできているようやから、スタート練習やレース練をどんどん増やしていった方がええんちゃうかと思った。「スタ練が少なかった」というのが昨年の教訓やし。

昼飯は、バウ、鰹、ナオキと「びんび家」へ。海鮮料理の店だ。おまかせ料理(2000円)を食べた。ハマチの刺身がブリンブリン(コニー風)して美味かった。ここの店はワカメいっぱいの味噌汁が有名でもある。びんび家にはじまり、びんび家に終わる・・。日曜日ということもあって、大繁盛していた。この「びんび」って言葉は、阿波で「おちゃかな」という、幼児用語で「さかな」という意味らしい、と徳島出身の同期から聞いた気がする。一回徳島市へ帰り、3時30発の高速バスで徳島を後にした。次にくるのは高知夜須である「四国インカレ個人戦」のときかな。


■2004年05月22日(Sat):徳島1日目

1泊2日で徳島へ。6年間の学生生活を過ごした思い出の地。ついこの間まで、生活していたとこだ。阪急で三ノ宮まで行って、高速バスで徳島へ。徳島に上陸するのは、卒業していらい初めて。大学に行って、昼一時からの研究室の週レポに参加する。今年から週レポは、プロジュエクターを使った発表形式になったようだ。もっと早くしてくれれば良かったのに。レポートを毎回人数分印刷しなければならなかったので大変だった。紙ももったいなかったし。やっとペーパーレスになったか。久しぶりの研究室は若干レイアウトが変わっていた。どちらかと言うと、自分がいた時より「こぎれい」になっていた。今いる研究所の建物がものすごく古い(昭和初期に建築、誰もが驚く古さ)だから、光棟がすごくきれいに見える。まぁ、うちも2年後には新研究所に引越しするからな。週レポの後、お土産を持って、同期のタケシ、スーミンと一緒に、教授、助教授、助手の各先生のとこへ挨拶に行った。教授には「そばぼうろ」、助教授、助手には「抹茶プリン」の京土産。まだ入社して2ヶ月だが、近況を報告。昼飯は、毎週土曜日に食いに行っていた「麺工房」といううどん屋へ。やはり四国のうどんは、コシがあって美味い!

夜は、ヨット部で飲む。場所は「赤ちょうちん」。1年生以外の2年〜学内OBや県内にいる同期のOBが集まってくれた。ヨット部の雰囲気がかもし出すエネルギーは独特だ。こいつを吸収して元気をもらわなければならいない。帰ってきて良かったと思った。企画者のバウ(M2)とタケシに感謝。2次会は「momo遊膳」。ぶーさん(M2)家で1時半頃寝る。


■2004年05月21日(Fri):週末

今週は、何か「あっちゅー間」ってなかんじで、すぐに週末がきた気がする。週始めの月〜水曜日は3日間連続残業届けを出して、深夜帰りが続いた。だいぶ、頭がボーとしてやばかった。仕事は体力勝負ってのはホンマだな。学生の時は、疲労がたまったらすぐに休めたのだが。木、金は割かし早く帰れた。というか、帰った。自分の体は、心身ともに自分でマネージメントしなければいけない。日本人はよく働くってのは本当だ。過労死するってのもわかる気がしてきた。しかし、決して強制されている訳ではないんだがなー。雰囲気がそうさせるのか。日本人の遺伝子か。「欧州スタイル」には当分なりそうにないな。しかし、最終目標は「スローライフ」だ。週末は徳島へ!


■2004年05月17日(Mon):配属2週間目

午前は雨天気だったので、阪急を降りたあとはバス通勤。晴れていたら、貸し自転車通勤(1日300円)。会社までどちらでも10分くらいだが、バスは時間どおり来てくれないので、待ち時間のロスが大きい。さらに、雨の日は渋滞するので、いつもよりさらになかなかこない。あーやだ。また、バス運賃は片道220円。よって往復440円だから、自転車の方がかなりお得。

週はじめは「休みボケ」で、ちょい頭が働かない。しかし、そんなことは言ってられないのが社会人だ。週初めのミーティングの後、掃除。そこからは、バリバリ実験。「研究所の一日の実験量は、大学院時代の実験の一週間分」ってなかんじだ。よって、実験内容の報告書つくりも大変だ。しかし、目的がはっきりしている実験だから、やりがいがとてもある。装置もしっかししているし・・。月曜日は「残業デー」になりそうだ。家に着いたのは11時だった。会社では、がんばって「仕事量を減らす努力」もせなあかんな。まともに取り組んだら、終わんねーよ。


■2004年05月12日(Wed):アイロン

最近のマイブームは「アイロンかけ」。実家に帰ってきて、アイロンがあるのと(大学時代はまったく使ってなかった)、入社してしばらくはスーツだったので、毎日カッターシャツのアイロンをかけていた。そのついでに私服のシャツにもアイロンをかけだした。すると、その習慣が定着して、スーツを着ていない最近も、ズボンはもちろん、長袖や半袖のTシャツにもアイロンをかける。なんか、アイロンでシワを伸ばしていたら、気分がスッキリしてくる。やみつきになった。新たなリラックス方法だ。服もすっきり、気分もすっきり。


■2004年05月11日(Tue):本

今日も一日中実験で、残業(4時間)のおまけつき。帰宅したら、注文した2冊目が届いていた。これも田勢康弘著で「政治ジャーナリズムの罪と罰」(新潮社文庫、1994年)という本。誕生日が近づいてきた。「人間50年」と織田信長が言っていた。ちょうど、折り返しに入ったとこか。節目と言えば、大きな節目だ。ねーむてー。11時には寝るかな。


■2004年05月10日(Mon):お初

会社に入って、初実験、初残業(約5時間)。終電ギリギリだー!残業代がでるから、えーか。家に帰ったら、昨日Amazonでネット注文した本が届いていた。翌日に届くとは、早いな。届いたのは、田勢康弘の「指導者論」(新潮社、1996)。


■2004年05月09日(Sun):ジャーナリスト

田勢康弘の「ジャーナリストの冒険」(新潮文庫、2002年)を読み終えた。通勤カバンの中に入れて、阪急電車の中や、ホームで読んでいた。かたり面白かった。ジャーナリストになろうと思った。ってことはないが。田勢さんは、日経新聞の大御所のようだ。朝日新聞でいうたら、舟橋洋一的な存在か。この本を読むまでは、全然知らなかった。田勢さんの本を2冊、ネットで注文した。Amazon.comを使って本を買うのは初めてだ。


■2004年05月03日(Mon):北陸旅行2

北陸旅行2日は、宿をでたあと金沢駅で買い物。お土産の食い物やらを買う。それから、8号線を南下して「山代温泉」へ。この辺は温泉がたくさんあり、山代温泉以外にも、山中温泉、栗津温泉、片山津が有名のようだ。また「九谷焼」で有名なとこだ。8号線沿いに焼き物の店がたくさんあった。昼飯は「加賀路」というカフェで、オムライスを食った。とろとろしてまぁまぁ美味かった。店の雰囲気が良い。オーナーとも話ができたのも良かった。京都にある鯖寿司の美味い店に良く買いに行くそうだ。石川から「鯖街道」を通って。

食後に、九谷焼の店を見たあと「加賀屋宝生亭」という旅館の日帰り湯(700円)に入る。昼間ということもあって、入浴客は全然おらず、広々とした温泉にゆったりつかれた。しかし、昨晩の深谷温泉のワインレッド湯のインパクトが強かったので、無色透明な湯で、温泉臭さもあまりないここの温泉は、あまり感動しなかった。「信楽焼き陶器風呂」に入りたかったのだが、男女の風呂が交代製で、ちょうどこの風呂は女性の方だったので入れなかった。残念。樽湯のような形の風呂に入るのに憧れる。この後「東尋坊」に行くという予定もあったのだが、帰るのが遅くなりそうだったので、寄らずに高速にのり帰る。途中で何度か眠気に襲われた。名神の竜王〜瀬田間でやや混んだが、恐れていた大渋滞ってほどではなかった。


■2004年05月02日(Sun):金沢旅行1

ゴールデンウイークは「北陸に旅行に行こう」ということで、1泊2日で彼女と金沢へ。目的は、兼六園と海鮮料理、温泉だ。うちの車Logoを使い、朝5時出発。7時頃、山崎JCから名神にのる。黄金週間だから、めちゃ渋滞するかと思いきやそうでもなかった。米原まではやや混んだりしたが、北陸自動車道に入ると順調に走れた。11時頃に金沢東でおりる。まずは「近江町市場」へ。ここは魚屋がずらっと並ぶ市場だ。「弥生」という店で「海鮮丼」を食った。2200円なり。♪大満足。黄金週間ってこともあって、店前は長蛇の例。20分くらい並んでから、やっと入れた。食後は兼六園へ。金沢城の隣にある。加賀百万石を誇っただけあってデカい!水戸偕楽園、岡山後楽園とならぶ日本三名園の一つである。宏大・幽邃(ゆうすい)・人力・蒼古・水泉・眺望の「六勝」を備えているということで「兼六園」と命名されたそうだ。兼六園を出た後は、「ひがし茶屋街」へ。昔の町屋の雰囲気が残ってていい感じだ。京都もこんなふうに保存に力を入れたらええのに。もったいない。「茶房ゴーシュ」っていう店で珈琲を飲み一服。ここのオーナーが「えらい、えー声やなー」と思ったら、シャンソン歌手だそうだ。なるほど。

今夜宿泊する宿へ。深谷温泉の「元湯石屋」というとこ。兼六園から車で20分くらい。北陸は結構温泉が多い。この旅行の一番の楽しみは温泉だ。ワインレッドの濁り湯!すぐに肌がスベスベになる。ここに泊まって正解だった。満足。夕飯前、寝る前、朝食前と3回温泉に入った。他の人にも薦めたい温泉だ。夕飯も、部屋で食べれる。郷土料理が多く美味かった。


■2004年05月01日(Sat):メーデー

今日はメーデーの日。新入社員は全員参加だ。9時半に二条城に集合。阪急電車で大宮駅まで行き、そこから堀川通りを北上して歩く。駅で、昔の知り合い(AKIRA)に会い、彼もメーデーに参加するので、しゃべりながら二条城まで行った。彼と会ったのは10年ぶりくらいではないだろうか。集合場所で「団結」という気合の入った赤い腕章をつける。演説があった後、京都駅まで行進。こういうメーデーに参加したのは初めて。学生気分が抜けきってないので「労働者になったんだなー」と実感する。「残すとこは残して、変えるとこは変えなければいかないのではないか」とも思った。

昼飯は京都駅ビル10階の「拉麺小路」に新入社員の人達7人で行った。ここは、横浜の「ラーメン博物館」みたいなとこで、全国の有名なラーメン店が集まっている。ラーメン博物館には、就職活動中、旭硝子中央研究所の見学のため横浜にいったが、その帰りに寄った。今回は尾道ラーメンの「柿岡や」ってとこに入った。入るのに10分くらい並んだ。チャーシューメン(850円)を食った。小魚をダシに使った醤油系で中太麺。チャーシューも美味かった。喜多方ラーメンもそうだが、基本的に太麺が好きだ。パスタならフィットチーネ。研究所からもこの「拉麺小路」はわりかし近い(徒歩20分)ので、ちょくちょく食べにこよう。食後は7階で行われていた「まんが道 藤子不二雄R展」(入場料600円)に行ってきた。京都ではこういうイベントが多い。なるべく行きたい。


 [ 裏白南風 ]


 

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