■■ 徒然書 ■■  2005年

 

3月

 
 

■2005年03月28日(Mon):日本化学会

土〜月の3日間、「日本化学会」にいってきた。場所は神奈川大学。久しぶりにアカデミックな雰囲気に浸ってきた。忘れかけていた感覚だ。3日間で、40本くらい講演を聴く。世の中はかなり進んでいた。会社の中ばかりいると、まさに「井の中の蛙」になりかねん。外に出ねばいかん。

学生時代は「応用物理学会」だったので、日本化学会の参加は初めて。だから、大学時代の知り合いに会うことはまずない。化学出身の人なら、母校の教授やら後輩が参加しているので、夜は飲みに行ったりして同窓会になるようだ。

2泊3日で行ったが、2日の夜は、横浜中華街に行ってきた。「横浜大世界」というとこに入り、10分間の京劇を観たあと、牛肉あんかけ焼きそば、二種海鮮炒めを食べた。神戸元町の南京町と比較にならんぐらい、横浜中華街の規模はでかかった。「中華好き」としては、何度でもきたくなるとこだ。「天津甘栗」を買って、ホテルに帰った。


■2005年03月21日(Mon):ローレライ

カナリア

 

観てきましたよ、『ローレライ』。人気のある映画やから、京都では混むだろうということで、高槻の「TOHOシネマズ高槻」で観てきた。会社の同期から、ここはいつもガラガラやでーというのを聞いていた。その言葉どおり、すいていた。映画は「熱い」内容で、なかなか楽しめた。内容よりも、映像の方が凄かったな。よう、撮ったなというかんじ。アニメの実写版を見ているようだった。原作もかなり面白いらしい。


■2005年03月20日(Sun):キッチン・ストーリー

3連休の2日目。岡山の牛窓ヨットハーバーでは、学生ヨット新人戦が行われている。懐かしいなぁ。OBは誰か応援に行っているのかな。そんなこんなで、今日は午後から休日出勤。1000時間目の耐久性を確認。これで3つ目の今期目標の課題クリアー。よしよし、狙い通りだ。

夕飯を、前から気になっていた西大路どおりの定食屋で食べる。おかずを自分でとって、会計してもらうシステム。大学の生協食堂を思い出した。大学生活の昼ご飯は、ほとんど生協で食っていたなぁ。メニューも豊富で、味も良い。また、こよう。

そのままcocon烏丸の「京都シネマ」へ。『キッチン・ストーリー』をレイトショーで観た⇒[ポスター]。北欧のまさに「スローライフ」な話。まぁまぁかな。最近、「熱い」映画にはまっているので、刺激がちとものたりなかった。まぁこれは、そういう映画ではないしな。スウェーデンとノルウェーの映画だが、この国の歴史とか文化とかほとんど知らない。知ってたらもっと面白かったのかも。そういえば、「ヘリーハンセン」はノルゥエーの会社だ。「ローレライ」が面白いようだ。明日、観に行くべきか・・・。

キッチン・ストーリー


■2005年03月19日(Sat):カナリア

カナリア

 

映画『カナリア』を観てきた。場所はシネ・リーブル梅田。ここで映画を観るのは初めて。京都シネマでも、4月からやるが、先に観てしまった・・。オウムサリン事件から、今年は10年目。この宗教団体をモデルにした、子供2人の話。主演の石田法嗣谷村美月がええ演技してた。この二人は、役者として今後、ビックになりそうな気配。

梅田周辺には、新入社員らしき集団がたくさんおった。4月1日から、新しいフレッシュマンが入社してくるんやな。もうすぐ、新入社員生活も終わってしまう。3年間で一人前の仕事ができるようになるという。今は、プロローグが終わったってとこかいな。


■2005年03月17日(Thr):岐阜大学

S氏が風邪で倒れたので、代理で研究会に行ってきた。場所は、岐阜大学工学部。朝、会社にはでず、直接会場へ行く。京都駅から新幹線で名古屋へ。快速で岐阜駅へ。そこからは、「大学行き」のバスで30分(310円)。岐阜大学に行くのはもちろんはじめて、キャンパス内まで、バスが入ってくれる。敷地は結構でかいな。天候は、あいにくの雨。春休みのためか、人の姿は少ない。「国立大学」という感じで、工学部の校舎は、非常に古かった。研究会は、平成18年度のNEDOに申請するための先行調査的なもの。うちも、コアメンバーとして参加するらしい。日経新聞の記者が取材に来ていた。公演の後は、交流会。他、企業の人達と色々話ができて良かった。出張の楽しみは、この「人との出会い」だな。帰りは、予約した新幹線まで1時間ほどあったので、名古屋駅で時間を潰す。お茶と、名古屋名物「天蒸す」を買って、新幹線に乗る。名古屋-京都間は40分ほどなので、あっちゅー間についてまう。京都駅から、電車に飛び乗ったら「快速」やって、高槻まで行ってしまった。各駅電車で引き返すはめに・・。ここまで慎重にきたのに、最後でミスったな。


■2005年03月12日(Sat):ベルリン・フィルと子どもたち

京都シネマで、今日から公開の「ベルリン・フィルと子どもたち」を観に行く。ドイツのドキュメンタリー映画。サー・サイモン・ラトル率いるベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が、「教育プロジェクト」の一環として、ストラヴィンスキーのバレエの名曲「春の祭典」を演奏し、その共演の踊り手は、人種も社会的階層も年齢も様々な250名の地元在住の子どもたち。ダンスの経験はおろか、クラシック音楽への関心もなく、日々を無気力に過ごしていた彼らが、6週間に及ぶ厳しいリハーサルを経て、見違えるような成長を遂げ、晴れ舞台に臨む、という話。芸術と教育が主題やね。最後の観客のスタンディング・オベーションを聞くと、いやおなしに感動する。⇒[ポスター]

「音楽にはもっと可能性がある。意味を持ち、人々の役にも立てる。その1つとして、音楽にできるのは人々を分断するのではなく、1つにすることなんだ」
(サー・サイモン・ラトル)

夜は、高槻でgonn主催のコンパ。6対6。皆さん楽しかったようでなによりです。サラリーマン生活も、楽しんでなんぼよ!ってか。終電過ぎまで飲んだのはひさしぶりだ。そーいや、あれはヨット部の「まったりモード」に似ていたな。酒を飲みながら話が盛り上がると、時間が過ぎるのがやたらと早いのを実感。


■2005年03月11日(Fri):大阪物語

レンタルビデオでかりてきた「大阪物語」を観た。池脇千鶴の初主演作品。1999年とちょい古い。この年の新人賞を総なめにしたらしい。舞台はタイトルのとうり大阪で、夫婦漫才と子供の話。親役は、沢田研二 と田中裕子。そういや、先週観た「火火」でも、田中裕子と池脇千鶴がでていたな。大阪の色んなとこがでてきて、吉本の有名どころもチラホラでてくる。千原兄弟か、懐かしいなぁ〜。梅田とか大阪の町並みがようさんでてくるが、すごく昔の風景に観えた。6年もたちゃー、都会は変わるんやな。大阪人にはすごく面白いのではないだろうか。

大阪物語


■2005年03月06日(Sun):火火

3月やのにまだ寒い。午前は散髪に行き、ばっさり切ってすっきり。昼ごはんを食べた後、朝日新聞を読んでちょいくつろぐ。そんでから、映画を観に京都シネマへ。『火火』というのを観た。実在する女性陶芸家の話。息子が白血病のになり、「骨髄バンク運動」の先駆けでもあるらしい。信楽焼き、貧乏、子育て、白血病、骨髄ドナー、子守唄ってのがキーワード。主演は、田中裕子。大阪弁でパワフルな演技していた。かなり泣ける。陶器がたくさんでてくるが、すべて本物だそうだ。陶器はあまんり興味がないので、すごさがわからんが、「すごいらしい」ってのは伝わってくる。「白血病」は最近の邦画でよく使われてるな。「世界の中心で愛を叫ぶ」や「ロード88〜四国出会い道」とか。面白い映画を観ると、仕事のやる気がでてくるわい。

火火


 [ 裏白南風 ]


 

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