徳大ヨット部日誌 9月/2001

新チームスタート!

index8|<●>|10裏白南風


9月12日(水) <インカレ打ち上げ> 

7時集合、会費6千円二次会費込み。一次会の場所は恒例の「日本一」の別館。新しく改装されてたて。部屋の雰囲気がかなり変わっていた。OB田北さんの挨拶で宴会が始まる。途中より各レース艇ごとの、インカレの感想を順番に述べる。何故か今年は言い終わった後に飲まされた。2年、1年とそれに続く。二次会は「momo遊膳」。


9月16日(水) <後半夏合宿> 

新チームになって初の練習がスタート。月終わりに予定されてる「部内新人戦」に向けて、一年生の基礎練が中心だとか。日曜という事もあるせいか、学内OBが続々と集まる。4年が、ごん、たけす、森。2000年卒が、田北さん、那須さん。現役もほとんど出席しており、総勢29人。例年の夏合宿以上に活気がある。スナイプ、470それぞれで、一年生に陸上講習をしてから出艇。スナイプは「後ろ向きタック」についてであった。海上は波が3mと高く、風も6〜9m/sほど。クルーの一年生とスキッパーを始めたばかりの2年にはきつい状況だったかも。スナイプは4艇、470は3艇で帆走練習。レスキューに乗り追いかけた。今までのレースメンバーの帆走が目に焼き付いているので、久々に見るバラバラの帆走には不満大。当然といえば当然か。470もスナイプも沈艇がでる。高波の中エム(3年)が一瞬でスナイプを起こしたのにはびっくり。やるな。12時半に着艇命令。昼飯は八宝菜風中華丼。昼からはスナイプは、来週愛媛である「スナイプ四国選手権」のメンバーで出艇。午前の1,2年コンビに比べて、帆走の形が良い。高波なので、タックで波にたたかれ失速している艇が多い。夕飯は定番「カツ食堂」。


9月23日(日) <四国スナイプ選手権> 

スナイプチームが、愛媛の森海岸でおこなわれる「四国スナイプ選手権」にでる、というので、出場はしないがOBとして同行してきた。

9/22(土) 23:20 常三島集合、艇庫へ
9/23(日) 12:40 蔵本
02:30 池田、高速(池田-伊予間)に乗る
04:30 伊予の愛大艇庫着
05:10 積みおろし完了。朝食。
05:40 仮眠
06:30 起床。ぎそう。
08:10 出艇。ベタリそうな風やったけど、出艇後いい風が吹きはじめた。
    1mの風でスタートしかし、ゼネリコ。
09:30 黒色旗が出て、再スタート。その後、4レース消化。
15:00 着艇。解装
15:20 閉会式。積み込み。
17:20 出発。ローソンで夕飯を買い、サービスエリアで食べる。
21:10 吉野川ハイウエイオアシスで休憩。
22:50 艇庫着。積み下ろし。
23:21 常三島着。
                               費用(15,000円/人)

時間をみてもらえば判るように、24時間でレース会場に行き、レースして、積み込み、徳島に帰ってくるという強行スケジュールやった。団体戦から約一ヶ月。再び森海岸に戻ってきたわけである。「四国スナイプ選手権」は上位4位までが、「全日本スナイプ選手権」に出場できるという、予選大会で、香川、愛媛で交互に行われる。エントリー料:4000/艇。去年は香川で団体戦の一週間前にあり、出場。香川の社会人に圧倒された。今年の大会は、徳大以外は全日出場を目指し、インカレのレースメンバーやOBとの混成チームであり、上位3位は、香川の「シーガル」という社会人チームと香川医科の混成チームが占めた。徳大は新チームの初レースであり、武田と鰹がスキッパーデビュー。他チームとの力の差を実感したようだ。愛媛では月に一回ペースでレースがあるそうだ。徳島では同じ事は無理やから、それに匹敵する練習の質が必要やな。

<配艇>                           >>レース結果

スキッパー クルー
28431 武田(3) 高木(3)
27961 藤沢(2) 小池(1)
27475 伊原(3) 大野(2)

 


9月25日(火)  

艇庫の泊まり組が8時に出艇するというので、常三島に6時40分集合。はや!エムッツアカーで艇庫に向かう。参加人数は12人。スナイプ、470各2艇で出艇。風は弱く1〜3m/sほど。スナイプは新人戦に向け、一年生にスキッパーを教える。微風なので教えやすい環境。タック中のティラーの持ち方がわからないというので、午後の出艇前に陸上講習。ジャイブのスキッパーの基本姿勢も教える。昼飯は中華丼。新チームのスナイプのレベルアップが必要だ。着艇前に女子インカレにいっていた、ヨット部カーが帰ってくる。お土産の「富士山サブレ」を食いながらミーティング。6時過ぎに艇庫をでる。夕飯は「かつ食堂」へ。客はヨット部のみ。初めて「みそかつ丼」を食う。まぁまぁの味。「夏のセットメニュー(760円)」で、麦酒かアイスクリームを選べたのだが、もちろんグラス麦酒を選択。ヨットの直後は麦酒が体によくまわる。


9月29日(日) <部内新人戦>   

夏合宿の最終日、恒例の「部内新人戦」。スナイプ2艇、4702艇の計5艇が出艇。今年は2年生がスキッパーで1年生がクルーのようだ。4Rの予定。前日の天気予報では5m/s前後の風が吹くということであったが、いざ本番はベタベタレースであった。
第一レースは北北東1m/sの風でスタート。ロングコースに設定せいたため、1時間の長レースとなった。3353(尚樹・岡本愛)が1レグ目で抜け出し、独走。残りの4艇はダンゴ状態でレースが進む。結果は、3355(尚樹・岡本)−27476(大野・有馬)−27475(栗・小池)−3395(ゆかぽん・蓑部)-27961(鰹・中村)。
第2レースは、風が北東に大きく振れたので、マークの打ちなおし。時間を食う。12時過ぎにスタート。極度の下スタとなり、下1ででた27961(鰹・中村)がリードするが、その後のレグで勝負が決まる。一艇だけ右に伸ばした27476(大野・有馬)が断突トップで上マークを回航。その後、そのままリードを保ってトップフィニッシュ。レスキューで見る限り、「右海面」が明らかに有利。スナイプ2艇が続いて、470がケト2という珍しい結果になる。この時点で、有馬が2,1位を取り、彼女の優勝を確信したのだが・・(○○円の夢が・・)。今回は「レース結果」+「シリーズポイント」というのがあるらしく、計算の結果、小池がトップになる。
13時に昼着。昼飯は中華丼。14時前に出艇。メンバーは交代。この時点で、1位の小池を抜くには、3795(尚樹・鎌本)が1-1を取らなくてはいけない事がわかっている。ベタベタの1m/sあるかないかの風の中スタート。予想通り3395が抜け出す。続く3艇はダンゴで、27476(大野・西尾)が遅れる。下マーク回り込みフィニッシュで、3795(尚樹・鎌本)が余裕で1位か!と思いきや、回航後、潮に流されたたのか、風位向いて止まったのか、フィニッシュラインが切れない。あたふたしているうちに、後続艇がフィニッシュ。これにより小池の優勝が決まった。27476(大野・西尾)は風が止まり、県連レスキューに引っ張られ、帰ってくる。いわゆるDNF。レース成立のため、風は無いが第四レースを始める。上マークを近くに打ち変え(C旗)、上フィニッシュにしようとするが、風は無く流される一方なので、「パドル以外はなんでもあり」という特別ルールを発動。ロッキング合戦が始まり、3795(尚樹・鎌本)がトップフィニッシュ。こうして無事(?)新人戦は終了した。
昨年も言った事だが、公平性を考えるあまり「禁じ手」が多いルールはどうかと思うが。夕飯は、いつもの「かつ食堂」へ。昼飯「中華丼」、夕飯「カツ食堂」ってのは最近のパターンやな。


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