■■ じゅで@む ■■


-2000年- 


■1<金縛り> 8月22日(水) 

 金縛りというものに今日なった。朝、合宿の習慣の影響で7時前に目が覚める。もちろん、今日はヨットのオフの日なので、二度寝にはいった。この時テレビをつけていた。夢の内容はヨット部に関する内容で、それもかなりリアルでドラマチックな展開。そうしているうちに、目が覚めかけた。意識は「今起きようとしている」のがわかるのだけど、体がピクリとも動かない。テレビの音はガンガン聞こえる。やばいなぁと思いながら何度か、体を動かそうとするが、麻酔がかかったように動かない。その時、隣に人の気配がする。「あー、誰かいるんや」と思い、別にその時は寝ぼけているので、不思議ではなかった。しばらくして、体が自由に動かせれる様になった。もちろん誰もいなかった。なるほど、これが金縛りというやつか、と一人納得したのであった。
 ナイトゲームはバンチががんばって中日が広島に勝ち、巨人との差は6.5ゲームに縮まった。この時点で、セリーグの覇者が決まってしまうのは早過ぎる。もう一波乱があってほしい。そして、中日の奇跡の逆転優勝・・。これこそ、ドラマチック。これから中日が10連勝ぐらいしたら、セリーグは盛り上がるのになぁ。


■2<食> 8月30日(水)  

 中華料理で一番好きなのは、もちろん「餃子」。王将のが安くて上手いし、でかい。王将は「京都王将」と「大阪王将」があるが、京都のほうがうまい。「餃子の王将」という名になっている方が、京都のほうだ。ヨットの練習後、鳴門の艇庫から徳島にかえる途中の11号線沿いで夕飯をよく食って帰るが3分の1が王将に行っている。夏以外のヨットの時、徳大ヨット部員はカナリアイエローのウインドブレイカーを着て、大量に王将へ流れ込むのですごく目立つ。バイト先でも「最近ヨット部員増えたなー。川内の王将で見たで―。」と言われた事もあった。他は、「ココ壱」のカレー、「料理大学」、最近「かつ食堂」というのが定番だ。たまに、奮発して、海鮮料理の「びんび家」や「海鮮市場」に行ったりする。「びんび家」は2000円の「おまかせ定食」が凄い。県外の人が遊びにきたら連れて行くと良いだろう。車でしかいけないけど。「海鮮市場」は1000円の「海鮮丼」がこれまた凄い。これでもか、というぐらいに厚切りの刺身がのっている。大満足するはず。昼の定食がこれまた安い。海鮮料理といえば、この前住吉に生協がオープンして、ここが夜7時半以降になると、刺身や寿司を半額にする。これが狙い目。ネタもかなりいいようだ。3人前の盛り合わせが半額になり800円ほどであったので、買っちゃう。大満足。ハマチやトリ貝、ウニがうまかった。食べに行く事や、量を考えるとめちゃめちゃ安い。食に関しては「刺身」「寿司」「焼肉」「中華料理(餃子、ラーメン)」が食えれば満足という、単純なわたくしであります。


■3<炒飯> 9月1日(金)          

 いよいよ9月に突入。夏も終盤に入った。昨日、住吉の生協でフライパンを買った。今まで使っていたのが、限界に達していたからだ。フッ素加工が剥げ落ちて、油をひいてもすぐ焦げ付いていたのだ。今日早速、夕飯で使う。メニューは「サザエ炒飯とざる蕎麦」。

サザエ炒飯
材料 挽肉、玉葱、キャベツ、サザエ、卵、ネギ、きくらげ、モヤシ。
作り方 @各材料をみじん切りにする。
A卵をいためて、一度取り出す。
B挽肉から順に炒めていて、最後に冷飯と卵、ネギ、を入れる。
C塩コショウ、酒少々、オイスターソース、薄口醤油で適度に味付け

やはり新しいフライパンは使いやすい。少し感動。サザエときくらげのコリコリとした食感がうまい!中々うまい事でけた。オイスターソースが少し多くて甘めになったのが少し反省。何故サザエかというと、買い物中にそいつが視界に入ってしまい、長考の末誘惑に負け買ってしまったのだ。サザエの半分は、キュウリを添えてわさび醤油で食ったのだが、そちらももちろん美味かった。やっぱ、海鮮類はいいねぇ。中日は巨人との直接対決一回戦で負けてしまい、マジック17が点灯。あーあ、今年のセリーグはもう終わりかなぁ。このままだと、いまいち盛り上がらんと終わるなぁ。
 昨日、ビデオで「シュリ」を観たが凄かった。南北朝鮮問題の憎しみやらなんやらを背景に、打ち合い、殺し合いの凄まじい韓国アクション映画やった。ビデオを借りに行くまでは「ヒューマンドラマのやつを観て感動しよー」と考えていたのに・・。どこで間違ったのか。ふー。明日は一週間振りのヨットである。いい風吹いてやー。


■4<秋刀魚> 9月5日(水)

 秋刀魚(一匹100円)を買ってきて食った。開きだけど。大分出身のタキタキさんにもらったカボスを、大量にぶっかけて食う。カボスは檸檬やスダチとは違った酸味でなかなかいける。軽い酸味といったとこか。秋刀魚はニューフライパンで鍋のふたを使って焼いた。オーブンレンジのグリルを使うよりも早く焼ける。9月に入り2、3日過ぎると、夜が急に涼しくなり、過ごしやすくなった。もう、秋なんやなぁ。秋刀魚を食いながら、考える。秋といえば、前期試験。最近たいていの大学は夏休み前に前期試験があるが、徳島大は今だに夏休み明け。前期何を勉強したかは、夏休みの2ヶ月間で吹っ飛んでしまってそう。しかし来年から、ついに徳大も夏休み前に変更されるらしい。どーなる事やら。今年の夏休みは暇やと思う時間が少なかった。半分以上はヨット関係。インカレが終わり、一段落した。一仕事終えた、という達成感とともに、肩から一気に重荷が降りたような感覚がする。組織のトップに立ち運営するという、凄く良い勉強になった一年であった。正式な主将の交代は12月はじめであるが、これから序々に次期主将へ引き継いでいこう。ストレスをためない幹部になろうと考えていたが、それは甘かった。がんばれば、がんばるほどイライラしてくる。一年間が限度やね、この仕事は。


■5<琵琶湖> 9月8日(金) 

 今、実家の京都に帰ってきている。せっかく琵琶湖が近いので、琵琶湖水域の大学ヨット部艇庫散策に「ロゴ」で行ってきた。まず、立命館のキャンパスは草津にあるから、ヨット部艇庫も東岸にあるだろう、と思い琵琶湖の東岸沿いを進む。しかし、クルーザーが沖に一艇見えただけで、艇庫らしいものは見当たらない。はじめはこのまま、湖畔を一周しようと考えていたが、昨晩高校の友達と夜遅くまで飲んだので、出発が11時半と遅れた。だから、コース短縮で琵琶湖大橋を渡って西岸に行く事にする。橋の通行料金は200円であった。橋を渡る前に、ヤマハのマリーナがあったので寄る。ヘリーハンセンの商品が全部40%オフのセールをしていた。買うしかないでしょう。「大学の艇庫はこの辺にありますか」と聞くと、大抵は橋を渡った西岸にある、と教えてくれた。橋を渡ってから、迷いながら探していると、ぱっと、ディンギーのセールが目に入る。はじめは「FJ?高校生かも?」と思ったが、よく見ると、スナイプと470である。しかも「京産」と書いてある。おおー!ついに発見!ちょうど午後からの出艇前で艤装準備している。偶然とは凄いなぁ。早速、京産の人に挨拶して「成章高校出身の一年生はいないですか」と聞く。すると、「ジャイアン」がでてきた。彼はうちの闘豚やピコジョッチの同級生。挨拶程度に少し話す。今までまだ一年やから3回しか乗った事がないが明日は、いきなり他大学との新人戦らしい。出艇しようとしている京産のスナイプは練習艇のようだが、全部28000代でうちの一番艇よりも全部あたらしい。京産大が出艇してしまったので、次の艇庫を捜しにいく。16号線をずーと大津にも向かっていったら、次のが見つかった。「立命館」と「滋賀大」、「滋賀医科大」、の艇庫が同じハーバーにあった。後「龍谷」か「京大」が、これも一緒らしいがいまいち思いだせない。「同志社」もここから少し離れたとこにあるらしい。これらの事は、話かけた滋賀大の女の子が教えてくれた。これらのもんを見て、琵琶湖水域のヨット部はうらやましいなぁー、の一言。もう、すべてが。他大学とすぐに交流戦ができるのがもっとも良い。徳島も徳大以外に大学ヨット部ができんかなぁ。四国大とか、文理大とか、鳴門教育大とかに。


■6<珈琲> 9月16日(土) 

 この前実家に帰った時、眠っていた手動「ミル」を徳島に持って返ってきた。「ミル」とは珈琲豆を挽いて粉にする道具である。数年前までは、実家で毎朝起きると、ガリガリと音がして親父がこのミルで豆を挽いて、珈琲を作っていた。最近は挽いた粉を買ってくるようになり、このミルは棚で眠っていた。徳島に帰ってきたら、早速道具を揃えに買い物へ。今年5月に新しくできた住吉生協で「コーヒードリッパー」「フィルター」、そして珈琲豆を買う。豆は色々あって選ぶのはよくわからんかったが、とりあえず値段が手頃ということで「ゴールドスペシャル・コクのある味わい」というのを買った。「酸味」が少し強めで、「苦味」は少し弱め、というやつらしい。家で夕飯の後、ミルに豆を入れガリガリとやる。久し振りに聞くこの音は心地よい。長い眠りから覚めたミルも元気がいいようだ。挽き終わった粉を、フィルターをひいたドリッパーに入れ、ドボドボと湯を注ぐ。うーん、いい香りだ。ミルクはちょうど兄貴から送ってきた荷物の中に粉ミルクがあったので、それを使う。今まではブラックでは飲んでいなかったが、味わいを知るためとりあえずブラックで。うん、美味しい。これならブラックでいける。全然飲みやすい。やはり、珈琲は挽きたてにかぎるねぇ〜。しかし、寝る前に飲んだので、なかなか寝つけなかったー。どうもゴンの体は、カフェインが良く効くようだ。
 そんな感じでほぼ毎日飲んでいたら、一週間目に一缶買った豆が切れた。「よし、次の豆にいこう」という事で、今日豆を買ってきた。店は東新町のアーケード街にある喫茶店「UCC Cafe Mercado(カフェメルカード)」。この店は「5のつく日に豆が安くなる」らしい。今日は16日、おしかったー。で、問題の豆は長考の末「モカ」にする。100g430円。特徴は「まろやかな酸味とコクで、優雅な香りが独特の風味を形成し、昔から上品な味は"珈琲の貴婦人"と呼ばれていました」。産地は「エチオピア」や「イエメン」。明日の朝から飲む事にしよう。

喫茶Gonn
ご来店いただければ、一杯珈琲をおいいれいたします。
開店時間 不定期
メニュー 珈琲(現在モカ)、日替わり軽食

7<五輪> 9月19日(火) 

 シドニー五輪が始まった。毎日熱戦がテレビで報じられている。今のところ、日本選手は勢いがある。開会式の前に行なわれたサッカー「日本対南アフリカ」で日本が快勝してから、何かいい流れが続いている。次の日(16日)は柔道で金メダル2つ。男子60s級の中村忠宏選手と、女子48s級の田村亮子選手。どちらも、決勝戦は凄かった。貫禄の一本勝ちで、十数秒で勝負が決まった。田村選手は「最高でも金メダル、最低でも金メダル」の公約とおり、見事3度目の挑戦で金メダルを取った。「取るべき人が、取るべくして取った」という感じやった。そして、中村選手は前回アトランタ五輪に続き2連覇!見ていて感動した。今日は男子81s級の瀧本誠選手が金メダル!準決勝、決勝と試合をみていたが、凄く冷静で余裕があるようにさえ見えた。優勝が決まった瞬間、瀧本選手の常にクールだった表情が一気に崩れた。うーん、見てて良かった。この勢いが他の種目にも影響してか、女子ソフトボールが快進撃。キューバ、中国と強豪を撃破して、そして今日は何と前回チャンピオンの最強アメリカを延長戦のすえ破った。これは、メダルどころか、金メダルまでいくかも。今日で可能性が高くなった。楽しみでんな〜。
 そして、そしてヨットの方はというと、こちらも49er(ホォーティナイナー)級の中村・佐々木組が絶好調。まだ2レース終わったとこであるが4-4で総合2位!しかし、レースは16レースも行なわれるのだ。ちなみにインカレは7レース。先はまだまだ長いけど、日本でのヨット界の知名度アップのためにもメダルを取ってほしい。明日はいよいよサッカーの対ブラジル戦!ブラジルのリベンジを打ち砕く!はず・・。


8<伯剌西爾> 9月25日(月)   

 朝からポカポカ晴れて、心地よい快晴。洗濯指数は100%らしい。「モカ」が切れたので、新しい珈琲豆を買いに行ってきた。ちょうど今日は25日で「5のつく日」。新町の「UCC Cafe Mercado」で豆が30%オフとなる日だ。今回買ったのは「ブラジル」。「ブラジル」とは『世界最大のコーヒー生産国であり、この国で生産されるコーヒーを"ブラジル"という。アラビカ種は、ほどよい酸味と苦味があり、香りが高い』というものらしい。「モカ」は結構酸味の強い珈琲であったが、今度のはどうであろうか。ちなみに「ブラジル」の漢字は「伯剌西爾」。そしてついでに、珈琲サーバーも買った。3人用で1200円。これで、いちおう珈琲用品は一式そろったぜぃ。残るものと言えば・・珈琲カップくらいかなぁ。今は河合塾でもらったやつを使っている。ええやつを捜そう。新町アーケード街をぶらぶらしていたら、新しいダイソーの「百円ショップ」がオープンしていた。ビルの2、3階でかなり大きい。キョーエイ系列のようだ。品数もかなりあった。台所用品ならなんでもそろいそう。
 シドニーオリンピックもかなり進んだ。サッカーはまさかの準々決勝敗退。アメリカに負けるとは思わなかった。しかし、アメリカの粘りというかスピリッツは凄まじかった。いいとこまでいくんちゃうかなあ。そんで、女子マラソンの高橋選手の金メダルは見ていて感動した。日本女子陸上で金メダルは初めてだそうだ。ゴール時の第一声で、「監督が・・」というのには感動の嵐。次は世界記録(2時間20分43秒)に挑戦するそうだ。女子ソフトボールの快進撃は止まらない。今日も地元オーストラリアに1-0で勝って8戦全勝!次は決勝戦。当然メダルは金か銀である。強いなぁ。野球のほうも次は準決勝で対キューバ戦。日本野球の意地を見せてほしい。がんばれ、鈴木(捕手:ドラゴンズ)!
 一方、プロ野球セリーグの方は昨日、中日がいやーな感じで巨人に逆転負けして、巨人の優勝が決まった。あーあ、最悪。見るんじゃなかった。まるで、オリンピックのサッカーで日本がアメリカに負けた時のような感じがする。2日連続も・・ストレスがたまるよー。んでも、今シーズンは2軍で中日が貯金41というぶっちぎりで優勝した。若手が育っているという事で、来シーズン期待が持てるでしょう。今年は「しゃーないや」という事にしておこう。


■9<蔦谷> 9月27日(水)

 最近、「TUTAYA」は毎月20日に、ビデオレンタル「オール100円」を始めた。もちろん新作ビデオも。普通に借りたら350円〜500円ぐらいするから、これは映画を見まくるチャンス!という事で、この日に沢山借りている。しかし、レンタル期間はいつも通り一週間なので、何本かは見ずに返すはめ になってしまう。今回もなりそう・・。そう、今日が返却日なのだ。後3本もあるやないの。まぁ、ええか。今月月は「船の上のピアニスト」「ジャンヌ・ダルク」「風の谷のナウシカ」「イルポスティーノ」、そしてまだ見ていないのが、「始皇帝暗殺」「フルモンティ」「グッバイモロッコ」。今は昼の12時。はたして、返却時間の夜中0時まで何本観れるだろうか。
昨日のシドニー五輪は、女子ソフトボールとシンクロが銀メダル。女子ソフトは最後の最後に快進撃を前回チャンピオン米国に止められた。金メダルまで後一歩、延長戦の末での敗退であった。でも、今回は予選から決勝戦まで全勝できた日本チームが、一番実力があったと思う。球技のトーナメントは一発勝負やからなぁ。ともかく、惜しかったー。シンクロの方も五輪での銀メダルは初めてだそうだ。シンクロは他競技みたいに、はっきりと勝負の順位が見える訳ではなくて、審査員の評価がすべてだから・・何が言いたいのだろう。よくわからん様になった。まぁ、いいか。何かでよんだが、シンクロは「目の前の演技よりも過去の実績がポイントになる。予選のロシアは、明らかに動きにミスがあったが・・」、と書いてあった。ほー、そんな事もあるのか。ともかく、このシドニー五輪の日本は女子選手の活躍が目立つ。今の日本社会の傾向がでてるんかなぁ。日本男児はいずこえ〜。


■10<映画> 9月30日(水) 

 前回「何本見れるか」と書いたが、結局一本しか見なかった。見たのは「フルモンティ」。不景気のイギリス鉄鋼労働者の話やけど、まーまーヒットしただけあって、面白かった。見終わった後に心温まる。今回7本借りて、そのベスト順位は・・・1位「フルモンティ」、2位「イルポスティーノ」、3位「ジャンヌ・ダルク」、4位「船の上のピアニスト」・・ってな感じ。今回の選択は結構いい線をいっていた。これほどの作品を一作100円で楽しめるとは、こりゃやめれまへんなぁ。毎月20日は借りる事になりそう。しかし、7本は借りすぎやった。5本ぐらいが調度いいぐらいか。「船の上のピアニスト」は間違って「吹き替え版」を借りたので、決めの台詞を日本語で言われるとなぁ・・くさかった。字幕版のイタリア語でもう一度観たい作品だ。ん、もしかしたら英語かも。詩人の話で、「イルポスティーノ」とは「ポストマン」という意味らしい。詩の力とはいかなるものか、という事を教えられた。「ニューシネマパラダイス」を想い起こさせる、これまたイタリアが舞台の話。ユーモアのセンスもすばらしいかった。「ジャンヌ・ダルク」ははじめ想像していた感じではなかった。ヒーロー的な話かと思ったいたが、実際は現実的な話で、「神の声は自己暗示」ってのがテーマやったような。ともかくインパクトは強烈やった。「シュリ」並みに血生臭かった。バイト先の人が「観たいなー」と言っていたを思いだして借りたのだが。映画はやはり面白い!学生の内に見まくるつもりの予定なんやけどなぁ。
オリンピックはいよいよ明日が最終日。今日は朝からサッカーの決勝戦があった。「スペイン対カメルーン」。スペインが2点を先制したけど、カメルーンが追いついた。結局延長でも決まらず、PK戦でカメルーンが勝った。前回のチャンピオンはナイジェリアであるから、アフリカ勢の2連覇。決勝戦をみていると、やはり日本に比べて、両チームとも個人技術のレベルが凄く高い。パスが必ず、ピタっとレシーバーの足元に行くし、ミスをほとんどしない。一つ一つのプレーを見ていて面白い。元大阪ガンバのエムボマも大活躍やった。延長戦はスペインが二人退場者を出して、カメルーンの一方的な攻めやったけど、スペインは粘りPK戦に持ち込んだ。もう、PKになったら、それまでの試合展開は関係なくなる。どっちがかってもおかしくなかった。日本がアメリカにベスト8で負けた様に・・。金メダルと銅メダルは「勝ってメダル」であるが、銀は決勝戦で「負けてメダル」である。凄く口惜しさが残るやろなー。銅メダルの方が気持ち良く終われそう。
 日本は夕方の400mリレーがメダルの期待がかかる。楽しみだ。明日は男子マラソン。徳島県民の犬伏選手がどこまでがんばるか。


■11<釣り>  10月1日(日)

 飛翔の倉橋さんの誘いで、大神子で釣りをする。10時頃ケンチョピアに集合して、「飛翔」で大神子へ。午前は雨が降るかも、と心配してカッパを用意していったが必要なかった。暑くも寒くもない、さわやかな秋の気配。ディンギーでも遊ぼうという事で「エスケープ」という一人乗りのおもちゃヨットを飛翔でひっぱっていく。
大神子に行く前に小松島港によって、知り合いから「ボゼ」を大量にちょうだいした。そんで、いよいよ大神子へ。海岸より20mほどのとこで錨をおろす。大神子海岸には、日曜やから家族ずれが多い。早速倉橋さんの後で「エスケープ」に乗ってみる。雑誌で見た形と少し違う。プラスチック製の凄く単純なお遊びヨットだ。そんで乗ってみたら、風も無いせいもあり、全然風上に上らない。アビームまでしかのぼらんからどんどん風下に進む。そのまま浜に上陸しそうになって、まぁそれもおもしろいかなぁ、と思ったが、手漕ぎで飛翔の風上まで戻った。ブローにはいった一瞬だけ、クロスが走れた。結構風が吹いたら面白いかも。ほとんど沈しそうにないし。「なんか上手い事セールカーブができんなぁ」と思っていたら、ブームを持っていくのを忘れていた。これは後できずく。「ヨットに乗った」というよりか「ヨットを漕いだ」後、ポカポカしてきた昼の日差しの中で昼寝。前夜3時寝なので、しばらく気持ち良く寝れた。
目覚めると、倉橋さん達が釣りをはじめていた。すでに「アジ」と「イワシ」が10匹ほど釣れていた。釣り竿を借りて、参加する。徳島で釣りをするのは、2年前にヨット部で夜釣りをして以来。その時は「さびき」でコアジが大漁やって、そのまま艇庫でひたすら塩焼きにして食った。今回は竿をいれても、全然反応無し。あまりにも釣れないので、それまでに釣れたアジを、タタキにして試食。コアジなので少ししかできないが、捕りたてでおいしい。のんびりして、そろそろ帰りましょうか、という感じになったら、いきなり当たりだす。撒いた餌の匂いで群れがやってきたのか。アジとイワシの混ざった群れ。竿をいれたらすぐにかかる。いわゆる「入れ食い」。これはいいや、おもしれ〜。一度に3、4匹かかる事も。結局50匹ぐらいの大漁であった。日が暮れて撤退準備をする頃には、海岸の方はカップルがようさんいるようになっていた。釣りにはまたいきたいなぁ。面白かった。釣った魚を帰る時分けてもらい家に持ってかえる。これを、生まれてはじめて「魚」をさばきまくったのでした。


■12<オーストラリア> 11月23日(木)   

 「ブラジル」の次に使った珈琲豆は「スマトラ」。神戸のSTARBUCSの店で買ってきてもらった。「スマトラ」は「濃厚でコクがあるが、ほとんど酸味がなく、なめらかで心安らぐ味わい」というもの。さすがインドネシア産という事で、今までとは違う感じがした。色が凄く濃い。ストレートでも飲みやすいが、ミルクをいれると凄くまろやかなった!ミルクの役割がはじめてわかった珈琲であった。
 次に買った豆はUCCの「オーストラリア」。これは「やわらかなコク、さっぱりした後口の調和のとれた珈琲」というもの。色は薄く香りが良い。
 今日はあまりにも天気がよろしいので、午後に吉野川の河口にチャリで遠出。雲一つ無い快晴の中、追い風を受けながら河川敷の堤防の上を海に向かって走る。そのままマリンピア沖州まで行ってきた。防波堤には釣り客がたくさんいた。しばらく釣りを見物していたが、あまりつれていないようだった。夜に香大ヨット部の主将と土日の「合同練習」の打ち合わせ。明日の夜に到着予定である。


■13<マンデリン> 12月16日(土)   

 佐古にUnimach(ユニマッチ)という珈琲焙煎工場ができたので、豆をかいに行った。ここでは、珈琲豆を買う前に試飲させてくれる。何でもいいよと言うので、900円/100gのブルーマウンテンを入れてもらった。これが、凄く美味しかった。さすがブルーマウウンテン。焙煎したてやからさらに美味しいのかも。開店セールの100gの無料券があったので「マンデリン」をいただく。「少し苦めであっさりした味」だそうだ。しばらく冷蔵庫で眠らせてあったのだが、「オーストラリア」が切れたので、「マンデリン」を使う。これがまた凄かった。ミルで粉にした後、ドリッパーに入れ湯を注いだら、もの凄く膨らむ膨らむ。2倍ぐらいになった。美味しい珈琲は膨らむと何かに書いてあったが、こういう事か。かなり濃い目に作ったが、飲み応えは期待に裏切らないものであった。今のところ、今までの珈琲豆の中でNo.1である。
 そんな「マンデリン」もそろそろ切れそうなので、今日Unimachで買ってこよう。最近は快晴が続いている。すがすがしい日々だ。21世紀へのカウントダウンが始まった。


■14<師走> 12月21日(木)  

 今年ももう後わずか。年末・年始は何か浮き々した気分になるので好きだ。台風が直撃しそうな時と同じように。大学の講義も明日は最終日。しかし徳島に来てからは、なかなか年末ムードになれない。たぶん気候が暖かいせいだろう。京都にいた時は朝外にでたら、「さぶー」と言わおざるおえない状況であったが、ここはそう感じる日が少ない。今だに「秋気分」。三回生である我々の話題は「就職か院か」「研究室をどこにするか」というもの。うちの学科は4年から研究室に配属になる訳だが、希望通りのところにいけるとは限らない。光工学科は五つの研究室がある。簡単に分けると「光ディバイス」「光情報」「画像・PC」「光材料・無機(結晶)」「光材料・有機(化学系)」というかんじ。この中から選ぶが、だいたい一つの研究室に入れるのは10人前後。人気が集中すれば、5人は成績順で残り半分は話し合い及び抽選だそうだ。どこの研究室にいくかで、自分の未来がかかっているといっても過言ではない。すんなり希望通りいけるといいのだが・・。
 昨晩、というか丑三つ時に最近はまっていた文庫本「不夜城」を読み終わった。作者は馳星周。新宿歌舞伎町での中国系マフィアの話であるが、凄い結末だった。最近の読んだ本はいまいちが続いていたので、久々のヒット。おかげでここ数日寝不足が続いちまったい。早速、金城武が主演の映画版を借りてきた。評判はいまいちやったらしいが。映画といえば、先月見て面白かったのが「恋に落ちたシェイクスピア」と「アンネと王様」。「恋に〜」はアカデミー賞を取ったのは観てから知ったのだが、そら取って当然ですわ、といったかんじ。オモシロスギ。シェイクスピアものは好きだ。昨日は岩井俊二の「Love Letter」を高校以来久々にみたが、やはり邦画の中で一番好きである。結構忘れていて、「こんな場面もあったのか」というのがあった。いい映画はしばらくってもう一度観るのも面白いようだ。

  「不夜城」

馳星周
(角川文庫)
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アジア屈指の大歓楽街-新宿歌舞伎町。生きるために嘘と裏切りを重ねる人間達の危険な物語。
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■15<チゲ> 12月22日(金)  

 今日は古紙回収の日。徳島にきて以来新聞を捨てた事がないので、押し入れに新聞がたまりに溜まっている。新聞をとっている訳ではないが、新聞社が近いせいか「徳島新聞」が週一回ほどの割合でほりこまれる。宣伝のためだろう。どかっと6束ほどの古紙のかたまりを紐でしばり捨てにいった。おかげで、かなりすっきりした。押入れも、気持ちも。小学校以来、中学、高校、予備校、大学と数え切れないくらい「授業・講義」ちゅうもんを受けてきたが、20世紀に受けるのは今日が最後。今はなんでも「今世紀最後」だ。午前の「光ディバイス2」の講義は「太陽電池」についてであった。求めていたものが最後の最後でやっとでてきた。来世紀はこれについて学んでいこう。
 昼の学食は冬休み前のせいか、半分しか営業していなくて、その分人がいっぱいで大混雑。いつもの事やけど。そんで、飯を食べてると隣の女の子連中が映画の話をしだした。「グリーンマイル映画館で感動したー」。ん、昨日それを見たぞ。スチーブン・キングが作者で感動物と書いてあったから借りたのだが、あれは一種のホラーにはいるんちゃうか。前半の死刑囚をどんどん電気椅子で処刑していくのは生々し過ぎた。まぁ、最後は感動せんこともなかったが・・。想像していたのとは全然違った。「ショーシャンクの空に」みたいな、見終った後すっきりするものを期待していたのだが。ふー。
 夜は「飛翔」で鍋会。リカオーでワイン赤白各一本とビールを20本ほど買って、7時に県庁前の飛翔へ。ケンチョピアに泊めてあるヨットはサイドステーに電飾の飾りつけがしてあるので、クリスマスツリーのようでとてもきれいだ。 事前の予定では5、6人やったけど、始まるとどんどん人が集まってきて結局11人になった。鍋奉行のうみねこさんが作った「チゲ鍋」をつつきながら、わいわいと飲む。船の中で食べる鍋は美味しい。途中で買いにいった「モンブラン」もうまかった。どうなるかはわからないが、1月にJ/24に乗る事にもなった。楽しみ。2時頃帰宅。


■16<美学> 12月24日(日)   

 24日、そう今日はクリスマスイブ。昼から、徳島文理大の近くの「珈琲美学」に行ってきた。前から名前は聞いていて、一度行ってみたかったところ。近くのパン屋(パパベル)にはここの珈琲豆を置いている。そんで飲んだのが、下図のカプチーノ(550円)。飲むのはもちろん初めて。「おおー、これがそうか!」と感激。初カプチーノを体験した。いつも飲んでるストレートの珈琲とはまた違った味わい。一緒にたのんだカステラはスポンジケーキのようであった。こちらもグッド。人が多くて騒がしく落ち着かなかったが、なかなかええ感じの店やった。会計は計ったように「2001円」。何かいい事が起こるかも。

カプチーノ

 今日、関東学院と慶応が勝って、1月2日の大学ラグビー準決勝の組み合わせが決まった。同志社-関東学院、慶応-法政。もちろん応援しているのは同志社。実力は同志社がNO.1との前評判。3連覇していらいの同志社の優勝がみられるか。関西勢の低迷が続いていたので、今年こそは・・。ここ数年大学ラグビーの顔だった、早稲田と明治がそうそうと姿を消した。これも時代の流れであろうか。少し寂しい気もする。まぁ、同志社が勝てばすべて良し!高校ラグビーの全国大会も始った。スポーツ観戦の楽しい季節である。


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