■■ 徒然書 ■■  2003年

  12月  
 

■2003年12月31日 (土):大晦日 

曙がボブサップに1Rでノックダウン。紅白はトリのSMAP「世界に一つだけの花」が効いて白組の勝ち。どちらもあんまり興味無し。年越しは地元の長岡天神によっちゃん(高校時のラグビー部の友達)と行った。彼と行くのは三年連続だ。長蛇の列に並んで、鐘をつくまでにちょうど1時間くらいかかった。地元の人がよーさん来るとこやから何人知り合いに会うか楽しみだったが、今回は、3人だった。
今年の自分の出来事ベスト3は・・。1位:就職活動(1-3月)、2位:北九州旅行(博多-大分-長崎:9月)、3位:応用物理学会発表(福岡大学:9月)、ってとこかな。 M2なので講義はほとんどなく、研究や自分のしたい勉強に集中でき、かなり充実した一年だった。学問の満足度に関しては、過去最高かも。先生の板書をノートにとるスタイルの「一方通行」の授業は性分がやはり受け付けない。集中講義などの「プレゼンスタイル」を聞くのは好きなんだけどな。 来年は、小学校から始まった12年におよぶ長い学生生活が終わり、4月からいよいよ社会人。生活場所も6年間大学生活を過ごした阿波徳島から再び京都へ帰る。徳島の生活に慣れきっているから、ここから離れるのも非常ーに寂しい気がする。残り期間徳島生活を楽しもう。そんで、映画と本のベスト5は・・

 
BOOK
 
MOVIE
 
1位:
青の奇跡   小さな中国のお針子  
2位:
少年H   HERO-英雄  
3位:
GO   おばあちゃんの家  
4位:
光触媒が日本を救う日   インファナル・アフェア  
5位:
お兄ちゃんは自殺じゃない   g@me  

 

映画はアジアン映画がベスト5になった。ドラマは「トリック」がマイブーム。「すべてまるっとすりっとがりっとおみとーしだ!」。レンタルビデオでまとめてみた「踊る大捜査線」もはまった。「青島ー!」。「事件は現場で起きている!」。結局、上映中だった「踊る大捜査線2」は観に行かなかったが。わくさんの「正しい事をしたければ、えらくなれ」という言葉が印象に残った。来年も本を読みまくり映画も観る生活ができたらええな。もちろん食の方も。美味いものを食べよう。それで、俺流の中日ドラゴンズが日本一になれば最高だ。


■2003年12月27日 (土):中間発表&運営忘年会

昨日は4年の中間発表で、今日はM2。ともに朝10時から。本番の修論発表は「発表20分+質疑応答5分」だが、今回は7分+3分。当然全部話せなにので、M2は研究の概要や流れを発表する。パワーポイントの資料は、秋の応用物理学会の内容を手直しして、その他の発表する項目をひっつけた。発表時間はややオーバーしたようだが(記憶無し)、教授からはそんなに突っ込まれたことは言われなかった。本番の発表はええとして、問題は修論の執筆だな。はよ書かねば・・。中間発表が終わったので、冬休みになった気分。明日は京都へ帰ろう。

寒波がきていてかなり寒い。夜は「インカレ運営の忘年会」。 現役はもちろんOBやヨット連盟の人達とかたくさんくるんかなぁと思いつつ「てんこもり」へ。しかし、行ってみてビックリ。参加者はなんと6人。さらに、インカレ運営には参加していないOBのT(マーシ―)さんが岡山からこられた。gonnの2つ上の先輩で1998年度主将。あとはM2の同期(マコトさん)と4年1人()、2年2人(フクやん、タピオカ)。めずらしい組み合わせの6人で「つくね鍋」をつつく。麦酒は生ジョッキ3杯飲んだ。マーシィさんとは会うのが久し振りで話が弾む。マーシィさんが乗っていた27476が最近廃艇処分されたことや、現役の時76が浜に打ち上げられたこと、OB戦でスナイプに4人乗りして湾内沈し怒られたこと、ヨット部カーにまつわる話(猫、電柱)、化学会社の話などなど。来年の第二回歴代主将会議にマーシィさんも参加するとのことだった。


■2003年12月24日 (水):クリスマス

今日はクリスマス。住吉生協に買出しに行き、鍋材料と刺身を買ってきた。味噌味のちゃんこ鍋を二人でつつく。蟹のすり身とか具材豊富で美味かった。食後はもちろんクリスマスなのでケーキを食った。今年はチョコケーキ。食いまくりだな。

 

ちゃんこ鍋



■2003年12月23日 (火):パン

実家から送られてきたパンを軽く焼き直し、生ハムを挟んで食べる。なかなかいける。母親が家で焼いたパンで、パン名は忘れた。来年の退職後はパン焼きに励むそうだ。

 

パン



■2003年12月21日 (日):歴代主将会議 

先週のヨット部忘年会で急遽「歴代主将会議をしよう」というのが決まった(決めた)。夜9時から、常三島の居酒屋「タイフーン」に集合。1999〜2004年までの歴代主将5人が集まった(間の一人は就職して徳島不在)。第1回歴代主将会議開催。目的は新主将に何かアドバイスをしようということ。「主将が決定する経緯」から始まって、「今後の練習内容をどうするか」など酒を飲みながら熱い話になった。部の活性化のポイントをワンフレーズで言ったら「部員のモチベーションをいかに高めるか」だろう。

来年もするらしい。土曜日の夜だったら京都から駆けつけまっせ。 ヨット部の公式HP「白南風」の管理人交代(ゴン→小池)に伴う新サーバの移転は、区切りがいい2004/1/1にすることにした。来週は移転作業を完成させないかんな。12時半ごろお開き。

 

歴代主将会議



■2003年12月20日 (土):研究室忘年会

うちの教授は「忘年会」という言葉が嫌いだそうで、「年末会」という。昼間、教授が日亜化学に用事がありいつもは13時スタートの週レポが今日は16時から。2年近く毎週書き続けた「週レポ」は今回が最後かもしれない。という事でいつも以上に力をいれて作製した。発表直前に「石田測器」という店に人数分(32枚)コピーに行く。一枚5円ナリ。毎週行っているので顔を覚えられた。 17時前に発表が終わり、一次会へ。大寒波がきているので、外はスキー場にいるようにヒンヤリして寒い。 場所は去年と同じく「しゃぶ禅本店」。しゃぶしゃぶか〜と期待したが、魚ちり鍋だった。まぁこれはこれで美味かった。特に最後のうどん-雑炊はダシが効いて劇うま!M2の3人(タケ、スーミン、ゴン)と技官で、麦酒の後は「熱燗」をやたらと飲んだ。酒に強くなったかも!大学+院6年間で成長?それにしても隣の技官は熱燗飲み過ぎ。注ぎすぎたか。ほろ酔い状態で2次会へ移動。ちょい遠かった。両国橋近くの居酒屋「That’s」。ここに入るのは初めて。10時ごろの解散あとは研究室へ。タケモンの急須で作った熱いお茶をもらう。酔いを冷ましながらスーミン(M2)、オッス(M1)、4年生とダベる。話題は就職活動の話やったかな?12時半ごろ帰宅。それにしても、やっぱ忘年会シーズンは金がかかるな。


■2003年12月16日 (火):フセイン

冬になったから、日が沈むのが早い。イラクではフセイン大統領が捕まり新聞紙上ではその話で持ちきりだ。しかし、あれは本物か?そっくりさん?アメリカの情報操作?と思ってしまう。米大統領は「イラクがやっと悪政から開放さいれた」というが、過去フセインを政権の座につけ軍事援助したのは米国自身ではなかったっけ?ローマ帝国、モンゴル帝国、大英帝国と歴史上数多くの「帝国」が、繁栄を極めたがいつかは衰退している。矛盾をかかえまくる米帝国も今が繁栄のピークなのではないだろうか。山を越えれば現在の英国のように「衰退の道」が待っている。次の帝国はどこか?中国、インドなどアジア勢がくるらしい。その辺はまだよくわからないが。日本の復権も可能性があると思うがな。もちろん技術・商業力で。政治はみてのとうり、当分ダメダメだ。日米外交の政治的な話は「対米追従」「軍産複合体」の二つのキーワードでほぼ説明がつく。後者が語られることは少ないがここに今の米国の本質がある。こんな本もでてる>『戦争中毒』。映画でいうたらマイケル・ムーア監督の『ボーリング・フォー・コロンバイン』が面白い。平和ボケのままの日本で「ナノテクによる産業革命」により、1980年代に言われた「ジャパン・アズ・ナンバー・ワン」 と 言うかつての栄光の時代が再びやって来るだろうか。「平和ボケのまま」なら来るだろう。


■2003年12月13日 (土):ヨット部忘年会

一次会は「牛膳」。ヨット部で使うのは初めてだ。「しゃぶしゃぶ」と「焼肉」と「ちゃんこ鍋」の席があった。こりゃ豪勢だな。焼肉の席に座った。食い放題だったので、ビールを飲みながら食べまくり。当然食べ過ぎた。途中、一、ニ年生の来期役職と新主将の発表があった。ヨット部の幹部は3年生がする。幹部交代はオフシーズンに入るこの時期。例外的な年もあったが・・。二次会は「momo遊膳 」。ここは昔からヨット部ニ次会の定番の店だ。パッション、梅酒ロックを飲んだものの、それ以上は体が受けつけなかった。三次会は「きんこん館」でカラオケ。入り口近くでスナイプ現役メンバー数名と来期の構想についてミーティング。来年の四国インカレ個戦は高知で、団体戦は香川。高知の夜須海岸は自分が主将の時のインカレだから時に思いで深い。3年前の2000年夏。台風接近で4mの波の中練習したことや、着艇で470(3353)のマストが折れたこと、レース会場からすぐ近くの南野会館など。もちろんレース内容もほとんど覚えている。社会人やから応援行けるかはわからないが、ぜひ行きたい。京都からやったらなんとか行けるかも。2時ぐらいに帰宅。忘年会費は8000円なり。


■2003年12月12日 (金):本

お兄ちゃんは自殺じゃない」(三笠貴子)を読んだ。最近「警察不祥事」のニュースが多いが、これもその一つであるのはまず間違いない。それにしても、著者の独自調査の量は半端になくすごい。執念だ。最近読んだ本の中では一番面白かった。徳島阿南の事件で、徳島県警の話だからさらに興味深い。司法解剖した徳島大学医学部の話もでてくる。「役人は間違いを犯すことはなく、国民に情報を公開する義務はない」といった官僚支配による中央集権国家の日本。最近これより様々な弊害がでてきているが、この事件もその中の一のがこれだろう。 事件はまだ未解決で検察捜査中である。事件解決を祈る。この事件のHP>隠された真実。 ドラマで「白の巨塔」がやっていて人気があるようだ。ドラマは観ていないが原作(山崎豊子)が読みたい。ブックオフで探すかな。 よく売れているようだから、直(じき)出回るだろう。この著者の本といえば以前「沈まぬ太陽」を読んだ。航空会社の労働組合の話。そして御巣高山の墜落事故の話がでてくる。これまた衝撃的な話だった。もっと衝撃的な話だったのは「永遠の仔」(天童荒太)。世の中の「不条理」を題材とし感動する本が読みたい人には、これらの本がお薦めだ。


■2003年12月11日 (木):脳

脳が若返る30の方法」(米山公啓)と「最強の勉強法」(吉田たかよし)という本を読んだ。著者は二人とも医学博士で、ノウハウと脳の科学的な話とが関連して書いてあるので面白い。「脳が若返る方法」というのは一言でいったら「脳に常に刺激を与える」ということだそうだ。マンネリ化した作業は頭に良くない。ルーチンワークがそうだろう。社会人になっても、つねに刺激を脳にあたえる仕事をしていきたい。与え過ぎはパンクするかもな。「最強の勉強法」もそれなりのためになりそうな内容だった。


■2003年12月10日 (水):修士論文

修論を書き始めた。あせりをかんじた。修論タイトルは「金ナノ粒子分散ガラスの局在表面プラズモン共鳴」に決定。大学院に入って研究をスタートした当初の内容とはやや変わった。これは、ナノテク関連の本では必ずでてくるテーマだ。これから間違いなく流行るね。たぶん。自分としては「ゾル−ゲル法」をタイトルに入れたかったのだが・・。まぁ、シンプルな長さになったからええか。
夜は映画「g@me」を北島シネマサンシャインに観に行く。公開されて一ヶ月以上たっている。なので上映は日に一回だけだが、定員80人とこに50人くらい入っていて人気があった。男性は自分もいれて2名のみ。後はすべて女性だった。若い子からおばさんまで。主演の「藤木直人効果」だろうか。仲間由紀恵はトリックで最近毎週観ているが、このお笑い役とはまた違った役柄で、演技が巧かった。「癒し系」のブームは去り、最近はこの仲間由紀恵と柴咲コウが人気らしいが、うーむ、なんか納得。二人に共通している雰囲気がある。何系というのだろうか?映画のストーリーも面白かった。前半はいまいちな展開だったが、後半から裏の裏をかく予測できない展開。こりゃおもろいぜ!というかんじだった。


■2003年12月03日 (水):ドッチボール

ヨット部のメーリングリストを覗いたら、「今日の陸トレは鷲の門でドッチボールをします」というのがあった。体がなまりきっていて非常〜に運動したかったので、久々に陸トレに参加した。ドッチボールをするのなんて小学校以来ではないだろうか。ボールはやらかいソフトバレーボールだった。一年生で買ったそうだ。夜7時からだったので、暗くてボールが見えにくかったが、白熱して面白く、ええ運動になった。こういうのをすると、体育館でバレーボールやバスケットボール、またはラグビーなんかがしたくなる。社会人になったらどっかのサークルに入ろうかいな。来週は「警泥(ケイドロ)」をするらしい。これも小学校の時よくやったな。

9時ごろに終わり、その後数名が「焼肉を食いに行く」というので、ついて行く。秋店は秋田町の「楽屋」。2年前にできた店らしく、店内はきれいだった。2000円のコースで、はじめにユッケがでてくる。肉の量は多くなかったが、食い放題とは違い、美味しい肉で美味かった。

 

ユッケ



■2003年12月01日 (土):豆乳鍋 

ハッピー(元バイト先)の人達と「豆乳鍋」をする。場所はうち。豆乳鍋を食べるのは初めて。最近ちまたで「ヘルシー」と話題になっているらしい。全然知らんかった。白い汁を見て、口に合わんもんやったらどないしようかと思ったが、普通のダシ味だった。あっさりしているとこはええかも。gonnの「内定祝い」という名目もあったが、他の人の電撃婚約宣言もあり驚いた。20代半ばまで来ると、色んなことが起こるな。モラトリアムでいられるのも、もうわずかだ。

【モラトリアム】 (moratorium) 知的・肉体的には一人前に達していながら、なお社会人としての義務と責任の遂行を猶予されている期間。または、そういう心理状態にとどまっている期間。 >【モラトリアム人間】 自己形成の状態にとどまり、既成の大人社会に同化できないでいる人間。


 [裏白南風]


 

 

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