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2006年8月

 
 
 
 

■2006年08月26日(Sat):改築

我が母校の乙訓高校が、校舎を3年かがりで改築するらしい。⇒【改築中の写真】。この間の学生はかわいそうやなぁ。仮校舎で3年間終わってしまう学年もあるわけだから。それにしても、あの校舎はきたなかった。一般の教室にはクーラーはないし。暖房はあったかな?夏休み前の数学授業で、あまりに暑いすぎて先生が「授業やめにしよう」と言った記憶がある。汗と湿気でノートにシャーペンの文字がかけなくなった。そんで、体育館横の冷却水を飲みにいった。校舎が新しくなると生徒のモチベーションもあがるだろう。

広大なグランドは、仮校舎の建設で狭くなるから、クラブ活動が制限されるようだ。グランドは元競馬場だけあって、野球部とサッカー部とラグビー部とハンドボール部が同時に練習できるというほど広かった。野球部の打撃練習を存分にできる環境というのが、昨年京都府予選で決勝戦まで勝ち進んだ要因という話もある。甲子園よりも広いので、ラグビー部やサッカー部のとこまで、野球部のボールが飛んでくるということは、ホームランということである。

その広大なグランドのせいで、いいのか悪いのかラグビー部も制限されることなくいつでも練習できた。それで、練習の始めか終わりにある「ランパス」というのがしんどかった。3〜4人でパスをしながら100mダッシュをするというもの。過酷な思い出。

校舎建設と言えば、大学も10年間くらいかけて、全面改築していた。入学したころに半分ぐらいまでできていて、6年後でていく頃にやっと完成した。学部生の4年間は「きたな〜い」昔ながらの教室で講義を受け、大学院2年間はほとんど作りたての真新しい環境だった。どうせ同じなら新しい環境の方が断然やる気がでる。

今の会社(研究所)も、もうすぐ新しい建物に引越しする。3年目で新しい環境に移動できるわけだから、運がええのかも。非常に楽しみだ。


■2006年08月25日(Fri):時をかける少女

会社帰りに京都シネマで『時をかける少女』を観てきた。週末の仕事終わりに酒を飲み行くのではなく、ナイト映画というのもオツなものだ。この映画は、前評判どおり非常に面白かった。「YAHOO!映画」にある書き込みの前評判は結構あたるな。評価5。ストーリー展開がどうなるかわからなくて最後までドキドキして面白かったのだが、キャラクターデザインが抜群に良かった。さすが「新世紀エヴァンゲリオン」の貞本義行が手がけただけはある。「女子高校生がタイムリープする」という話。原作は、40年前に書かれた小説(筒井康隆)だが、今回はその現代版。原作の主人公も「年頃の女の子は、よくタイムリープするのよ」と言ってでてくる。初めは単純そうにみえた展開が、段々複雑に・・。学生時代を思い出し、観終わった後、後味の良い作品だ。面白い映画をみたら必ずある「余韻」ってやつだ。タイムリープできるなら・・、大学生時代に戻りたい!


2006年08月16日(Wed):イエメン戦

年休を使い2日間自主的にお盆休暇。7時からサッカーの日本-イエメン戦をテレビ観戦。期待大のオシムジャパン初公式戦だ。結果は2-0で勝利。イエメンはまったく攻めず、引き分け狙い。一方的に日本が攻める展開だった。しかし、なかなか点が入らない。シュートは放つものの枠からはずれ、攻めの形も悪い。パスを人がいる所にしか出さない。解説者の言うとうり、「考え過ぎている」というかんじであった。後半、途中出場の羽生(はにゅう、千葉)の動きがいい。オシム監督の目指すサッカーと相性がよさそう。今後代表に定着しないかな。ファンになりそう。後半25分、安部(千葉)が見事なヘディングシュートで待望の一点がやっと入る。終了間際のロスタイムには交代出場の佐藤寿(広島)が2点目を決める。巻、羽生、安部の千葉勢とDFの三都主、闘莉王の浦和勢の動きが目立った。それにしても鹿島アントラーズが一人も代表にいない。まさにジーコ色が一掃されている。これから、オシムジャパンがどんな「考えるサッカー」をしてくれるか楽しみだ。

 
 
 
 
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