徳大ヨット部日誌 8/2000年

新艇の購入が急遽決定か!団体戦は高松大的場!

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8月1日(火) 朗報

実家の京都に帰京して、のほほんとしていると、たけすから電話。いきなり「大変な事になった」と言うから、ヨット部カーでも事故ったのかと思った。そしたら、なんと大学から「なんでも買ってあげるから、要求を出して」とのこと。話を聞いていると、新艇が1艇どころか2艇いけるらしい。確かに、大変な事になった。これは夢でなかろうか、あんだけ困難と思われていいた新艇購入が、それも同時に2艇とは!しばらく、興奮が冷めない。見積もりは明日に出さないといけないらしいので、早速フィートエットのやべさんに電話する。スナイプの新艇はもちろんランチャー艇だが、メーカーをどこにするか悩む。候補としては、「オクムラ」「辻堂加工」「ムライ」「ピアッソン」。はじめはいつも通り「オクムラ」にしようと思っていたが、やべさんの話では「ムライ」がいいらしい。10年は現役レース艇として使えるが、結構高い。ピアッソンは松山大学が使っているいやつ。んー。那須さんにも相談した結果、「辻堂加工」のスナイプにする事にする。やべさんの話では、これは形がオクムラよりもピアッソンに似ているとのこと。オクムラより少し高い。四国では香川医科大が使っているそうだ。
 いよいよ徳大にもランチャーが導入される。やり方はまったくわからないが、牛窓での合同春合宿で、他大学に教えてもらう事にしよう。艇番は30000だいの可能性大!29000だいを飛ばしていきなり30000だいだ。非常に楽しみである。


8月2日(水) 新艇購入決定!

午前のうちに京都を出て徳島に帰る。ついたら、すぐに大学へ。顧問の川上先生と那須さんと、大学本部に新艇購入の話で行く。今回の予算は、クラブ予算とは別枠で、学長の裁量できるとこからの特別予算だそうだ。個人戦前に、体育会系クラブのインカレ壮行会で学長に新艇購入のお願いをしたのが通じたのであろうか。感謝、感謝。今考えると、あの時は少々酒が入っており、御無礼働き、すみませんでした、学長、副学長様。バトルトークとはああいう事をいうのであろう。廃棄艇問題は別枠でする事となり、見積もりと廃棄艇の所有者をはっきりさしてくれ、との事。大学の物品の耐久年数が載っている本で、ヨットは5〜7年。担当の人から「今までもっと請求したらよかったのに」と言われる。でも、今までは新艇どころか、ニューセールが最優先課題やったからなぁ。大学の方へ正式に書類が提出されたので、新艇購入の話はほぼ正式決定でしょう。団体戦はもちろん間に合わないが、来年の徳島インカレでは「30000だいのスナイプ」と「4000だいの470」が上位を走っている予定っちゃ。


8月7日(月) 「ありゃりゃ」

いきなり学館より新艇をどちらか一艇にしてくれ、しかも今日中に決めてほしいという連絡がくる。二艇くるもんやと考えていたので、スナイプか470かどちらを優先するか決めていなかった。どちらにするか決断を迫られる。今までは、「次に新艇を買う時はスナイプ」というふうに決まっていたはずだが、470派は、スナイプは県連艇が今度もらえるではないか、と470新艇の購入を譲らない。学館で、幹部3人で話合い、それぞれの言い分を言うが、両者譲らず決まらない。主将(スナイプ)、副将(470)はスナイプ購入派。学館は7時に閉まるのでどうしようかと相談すると、最終的に学館側は「老朽化で請求するので、大学に要求する資料上、最も古いスナイプ(15年)の方でないと困る」という事でスナイプに決まる。こういう揉め事はいやだなぁ、やり場のないストレスが溜まる一方だ。新艇が来るというのに後味が悪い。今後も新艇を購入する時に同様の問題が起こるので「新艇はスナイプ、470を交互に購入する」という原則を崩してはいけないと思うのだが・・。学館の話では、来年もこのような学長の特別予算がでそう、との事。来年こそは470の新艇を要求しよう。


8月8日(火) 「 クルーザー 」

那須さん(4年)の家のクルーザー「翔」でクルーザーの練習。いつもは岡山の「牛窓ヨットハーバー」に係留してあるが、今はレースのため徳島にきている。朝9時にケンチョピアに集合。メンバーは那須さん、田北さん、タケス、ダル、僕の5人。クルーザーを操るには少し少ない人数である。クルーザーに乗るのは今年の元日の「初日の出ヨットレース」で「飛翔」に乗って以来。3〜5m/sのほどよい風の中出艇。まずはタックの練習。クルーザーに乗ったのは、今までレース当日にいきなり遊びで乗っただけで、本格的に練習するのは初めてである。常にフラットに保つディンギーとは違い、クルーザーは30°ほどヒールして走るので、感覚が違う。さらに、当然ながらメインセールもジブセールもスピンも何でも極端に大きい。基本的なとこはディンギーと同じなのだが・・。ジャイブの練習にはいったとこで、乗る時から体調が良くなかったのだが、増す増す悪化。昨日の寝不足と、半生の焼き芋を、まぁいいかとバリバリ食ったのがいけなかったようだ。船酔いもしてくる。さらに、台風接近の影響か風が上がり、白波も立ち始める。ジャイブの時にスピンポールの付け替えの仕事をする「バウマン」を那須さんとダルが交代。そんでジャイブをすると、スピンポールが抜けてメインセールに突き刺さって破れた。ありゃりゃ、という事でスピンダウンしようとするが、どうもハリヤードがひっかかっているようで、スピンが降りない。那須さんがマストに登ろうとするが、強風なのでうまい事いかない。メインセールを降ろして、湾内に帰る事となった。ここからさらに気分が悪くなり、キャビン内で寝ていたのでその後どうなったのかはわからない。聞いた話では、那須さんとダルがマストに登ったがだめやって、次に高所恐怖症のはずのタケスが登ってスピンをはずすのに成功したらしい。さすがみんなのヒーロータケス!陸にあがると体調不良から回復する。うーん、クルーザーと相性悪いんかなぁ・・。


8月9日(水) 後半夏合宿@ 晴、南風

午前は艇庫から船だしに手間取りあまり時間がなかった。帆走によるタックとジャイブの反復練習。午後は田中先生がこられる。一分間隔でレスキューがカウントするので、各艇が各自でスタート時間を決めて、スタートするというものをやる。これは高知インカレのインカレ合宿で高知大がやっていたもの。「加速」の練習がテーマ。その後10分間隔でスタ練。その合間に田中先生がレスキューで鯛を釣らはったので、晩飯は鯛飯となった。これと八宝菜(当番:鰹)。


8月10日(木) 後半夏合宿A 晴、南東風

7時起床、艤装開始のはずであったが寝坊が大量発生。「おはようマスター(鰹)」が寝っぱなしやから起こす者がいなかった。後で聞いた話によると、鰹は6時に起きて顔を洗った後二度寝してしまったらしい。午前は帆走によるタックとジャイブの反復練習の後、ショートコースのマークを打ち「回航練習」。風は始めベタりぎみで1〜3mくらい。ウイスカー返しはやはり「真琴ファイヤー」が速い。うちのクルーのタカもこれを真似するようにしたら、成功率がたかく、またスムーズになってきた。「高木ファイヤー」も速いが力みがある。野球で素振りにあたる「タックとジャイブの反復練習」を徹底しておこなった。レスキューのパワステが不調のため、タケスとタカとカドッペが小松マリーナにレスキューを回航。午後は、昨日と同じくスタ練を一分カウントのでした後、五分回しでする。風は結構吹きだして5〜7mくらい。5時頃着艇命令。夜のミーティングで、団体戦へ向けて作成した「レグに関する基本的な考え方」を配って読む。


8月11日(金) 後半夏合宿B 晴、北風

6時50分起床、7時艤装開始、7時半朝食、8時ミーティング。練習内容は昨日と同じ基本練習の反復。風はなかなか良く1〜5m/s。昼飯はハヤシライス(当番:鰹、屁垂)。クルーのジャイブ技術は回数をこなすほど当然ながらうまくまっている。今日はダルも「真琴ファイヤー」を試してみる。やはりこちらの方が、ウイスカー返しに伴う音が少ないし、すんなり決まる。もう一人のクルーのタカも「真琴ファイヤー」をかなりマスターしかけ。午前だけで30本くらいジャイブを行なう。11時半頃着艇命令。あまりにも暑いので、昼休みを2時間ほど長めに取り、14時に出艇。一分カウントスタ練をはじめるが、あまりの暑さの微風のなかで集中力が切れかけ。「泳ごうかなぁ」という考えが絶えず頭の中を過ぎる。このターンの海はすごく澄んでいて、泳ぐと気持ち良さそう。んー、集中集中。30分続けた後、続いて「5分回し」のスタ練。最後に止まりかけの微風の中レース練を一本して、5時過ぎに着艇。次の練習は阿波踊り明けの5日後なので、艇を艇庫にしまう。ミーティングでは最後に、最近あまりにもバイトで休んだり帰る部員が多いのと、2年が当たり前の仕事ができていないのが目に付き、今日はさすがに頭がプツンときたので、説教じみた事をいう。どうも最近色々とストレスがたまり怒りっぽくなっている。歴代主将が主将の時にピリピリしていたのが今となってはわかる。フー。夕飯は久々に「料理大学」へ。Cセット(とんこつラーメン+焼飯)を食う。本日の疲労感はものすごい。電源が切れるのをわずにもたせて寝る体勢へ。後は爆睡。


8月12日(土) 辻堂スナイプ

辻堂加工に、他メーカーと比べて辻堂スナイプの特徴を問い合わせたところ、次のような返事のメールがきました。

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 はじめまして、辻堂加工の猿田です。スナイプ建造を検討中という事ですが、是非TSUJIDOSNIPEをお願いします。
さて他社との比較を知りたいという事みたいなので、2、3説明をさせて頂きます。当社のスナイプはボートスピードを重視しています。ボトム部分を厚くして重量バランスを下方に位置させ波によるバランス変化を減らしています。全体に強度を持たせ、ブローの変化に即パワーを受け入れられるようにしています。これによって、耐久性もあがっています。艤装について、トリムラインのコントロール性を重視しクルーの手元へリードしています。デッキ部分では、トランサムをエアータンクにし重量軽減と強度アップをしているため、帆走中の艇体の歪みを減らしています。そのため、ランチャーポールが標準になっています。
 現在使用チームは、関東が中心になっています。学連では関東学院、中央大学、神奈川大学、東洋大学等が使用、その他一艇使用校が多数です。
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関西で学連スナイプは、ほとんどがオクムラ製のようである。うちも今まではすべてオクムラ製。四国では松山大学のニ艇がピアッソンである。ちなみにこれが今年の四国インカレ個人戦の1、2位である。ついでに他メーカーのスナイプを調べてみると・・

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<ピアッソン製スナイプ>
デンマークのPERSSON MARINE社製ピアソンスナイプは、世界の優秀なスナイパーに育てられた新しいコンセプトのスナイプです。最高の艤装と今までに見られなかったバウ形状により、今までに得られなかった心地よいセーリング感覚、クローズ性能、ランニングでの艇速をお約束いたします。海外の主要なレースにおいて、ピアソンスナイプは完全無敵な成績をあげています。(1993,1995,1997 3回連続スナイプ級世界選手権大会 完全制覇)*ワールドは2年に1回行なわれます。日本においては、既に36艇(1999年7月現在)が納入されており、その大半が有名なスナイパーです。
標準小売価格 140万円(税抜き)(除く 船台、オーニング、コンパス、国内輸送費、SCIRA年度登録、日本スナイプ協会登録料)

<スウェーデンのSKIPPER SNIPE社製>
もともと非常に程度の良い艇を作っていましたが、数年前に経営難に陥り、一時艇作成を中断していました。(その間にピアソンスナイプが急激に伸びたのですが)その後、経営者が変わり、今は非常に素晴らしい艇を作っています。
ピアソンスナイプが一気に市場を制覇したことと、新艇の普及率がさほど多くないため戦歴には目を見張るものがまだありませんが、非常に完成度が高い艇です。艤装も良く考えられており、とにかく細かいところまで綺麗に作られているところが魅力です。日本にも既に3艇納入されています。
標準小売価格 130万円(税抜き)(除く 船台、オーニング、コンパス、国内輸送費、SCIRA年度登録、日本スナイプ協会登録料)
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だそうです。本日より阿波踊りがスタート!


8月14日(水) 阿波踊りヨットレース、阿波踊りヨット連

 今年の阿波踊りヨットレースはタケスとともに「飛翔」に乗せていただく。「飛翔」に乗るのは、「初日の出ヨットレース」に続き二度目である。飛翔は高井理デザインのT-301で、長さは約30フィート(9m)。メンバーは徳大2人を含めて8人。二年光3人衆のうちバウと闘豚は「ウライス」、ピコジョッチは「Summer Boy」へ。ケンチョピアに6時半集合。今年の参加艇数はすごく多い。徳島県庁前のヨットハーバー「ケンチョピア」に所狭しと大小様々なクルーザーが係留している。まさに「お祭りヨットレース」心地よい熱気の中、艤装を整えたクルーザーが続々と海に出て行く。レーススタートは8時。コースは吉野川河口沖をスタートして、阿南沖のブイを回ってくるというもの。北風なので、ランニングの流し込みスタート、そしてスピンアップ。スタート後、ラインを切るのに15秒ほどかかる。しかし、順位、場所的にまあまあの所。スタート後隣の艇を下突破しようとするが、なかなかできない。結局一度艇速を落として上に回り抜いていく。はじめから、こちらの方が正解であった。少しロス。タケスと僕でスピントリムをやらしてもらう。日頃スナイプに乗っているだけあってスピンの経験はほとんんどない。しかし原理がわかれば、まぁなんとかなる。ひたすらスピンを見上げながらのスピントリムなのでクビが痛い。参加艇数が百艇近くあるので、それが海面一面に広がったスピンランの光景はすばらしい!30分ほど走った後、潮がきついという事なので、沖にでるコースに変更するが、最終的に陸より方の風が良く、マーク回航の時の順位はほぼ半分ぐらい。回航時に前の艇のインをつき、少し危なかったが、抗議はされなかった。そもそも、クルーザーのレースで抗議だすのには五千円もかかり、勝ったとしても返ってこないらしい。回航後は、二度ほどタックした後、ずーとクロススターボ一本。「飛翔」のクロスは登り角も艇速も良く、前の艇に追いついては抜いていく。「メビウス」とも差が縮まりもう少し、という所でフィニッシュ(11時56分)。成績は着順40位で、順位はノーレイーティング部門で19位/86艇。風は5〜7m/sと調度良い風で、予定よりはやく終わった。7月の同じようなコースのレースでは、ベタって、昼ごろマーク回航となり、フィニッシュは夕方5時ごろだったそうだ。
 ヨット部の着流しに着替え、17時に再びケンチョピアに集合。レースのパーティでステーキや冷奴、竹輪、赤飯を食べビールを飲んで酔っ払った後、ヨット連の一員として、阿波踊りへ出動。総勢約500人で連としては最大。「デモ隊」と陰では言われているらしい。この先は、後日述べませう。ふー。
・・・NEW ! (書き足し)
そして、後日・・(8/30)。5時よりケンチョピアで恒例のパーティー。ステーキとフランスパン、赤飯、冷奴、竹輪、もちろんビールを食ったり飲んだり。阿波踊りヨットレースに参加したクルーザー乗りの人達と交流を深める。年々、阿波踊り時の徳大ヨット部の知名度は上がりつつあるようだ。ハデハデな日の出マークの着流しは強烈なインパクトがあるからなぁ。というより、阿保っぽい。でも、そこが祭りらしくていいのかも。適度に酔っ払ったとこで、いよいよヨット連が阿波踊りに参入、いや乱入。踊り場のメイン通りに入る前の待ち時間で、これまた例年通りの「日本酒回しのみ一気」。ヨット部以外のヨット連のおっちゃんも巻き込んで、盛り上がる。阿波踊り独特の異様な盛り上がりだ。まぁ、日本酒のせいでもあるが。しかし、ここからテケラッチョ(最近この名が定着しつつある。本名はダル)の悲劇が始まる。しかしこれは深くさわるとやばいので軽く軽く・・。その前にヨット連の皆さん及び迷惑をかけた連の方々にお詫び申し上げます。二度とこのような事がないように・・。簡単にいえば、酔っ払い記憶がとんだテケラッチョが、吐いて他の連に迷惑をかけたのと、その後も大変やったらしい。でも、飲ましたヨット部も責任あるので、テケ一人が悪い訳ではない。最近禁酒してるそうだし、反省していおるでしょう。という事で、次からは自分の限度を知ろう、という事やね。後は「本番ぶっつけ踊り」で踊りまくる。何故か、途中から立命館のアメフト「パンサース」のチアガール軍団がヨット連に入って、阿波踊りの合間にデモストレーションしていた。それなりに凄かったが今考えたら、阿波踊りでするもんではないんとちゃうかなぁ。踊り終わって、ケンチョピアに帰り解散。しかしそこから、3年幹部と次期主将の4人で今のヨット部の状態についての臨時ミーティングとなる。何故そうなったのかと言えば、わたくしが酔っ払って悪酔いしてたからです。愚痴りまくってスミマセンでした。テケ並に反省。そんで、1時半頃家に帰った訳であるが、鍵が無い事に気付く。ありゃりゃ。かばんを知り合いの車に乗せ取ったら、その人が先に阿南の自宅に帰ってしまって、一緒に鍵もバイバイしちゃった。仕方ないので、隣にすんでいる管理人家族の人を起こして、合鍵で開けてもらった。これも真夜中に起こしてスミマセンでした。まさか、1時半やとは思っていなかった。12時前ぐらいかなぁ、という感覚でした。テケ以上に反省。このようにして、波乱の2000年阿波踊りヨット連は終わった。


8月16日(水) 後半夏合宿C 晴、南南東風5〜6m/s

一日中オーバーパワーになるかならないかの、練習に調度良い風が吹く。ベタりまくっていた前半夏合宿が嘘のよう。午前は帆走練習のタック、ジャイブの反復で、午後からは一分カウントのスタ練(10分間)、5分回しのスタ練を3本した後にレース練。その反省点(28431ノートより)。ジャイブする時になかなかブームが返らない→バングのいれすぎ、緩めてやるとしやすくなった。強風のフリーは結構アンヒールすると安定する。逆ベンを2度もする→最悪、必ずフォアをいれておく。クルーの二人は基本動作はできているので、インカレまでに今考える事は「確実性、安定性!」。強風のクロスではメインシートを引き込み、上らす時に加速するらしい。ダルのレグひきはまあまあ、上マークアプローチはできていた。ランニングでデットランを走る時はアンヒールさせて、メインを少し引き気味にすると良いようだ、などなど。夜のミーティングは、クラス別ミーティングがやったら長引いて、2時間オーバーの長丁場となり終わったのが11時前。さすがは夏合宿。


8月17日(木) 後半夏合宿D 晴、南東風

午前も午後もスタ練をした後、レース練。31の反省点は数多し。大きなミスが多発。Joのスタートがすごく安定しだした。団体戦が楽しみだ。


8月18日(金) 積み緒込み

 目標は6時開始で9時終了の3時間であったが、なんと目標達成。ジャスト3時間であった。やればできるもんだ。ちなみに前回はまるまる4時間。お疲れさん。


 2000年四国学生ヨット選手権大会団体戦(香川インカレ) 

場所

高松市立ヨットハーバー
日時 2000年8月25日〜27日

<結果>

ナイプ級   470級
1位 愛媛大学 123点
2位 香川大学 138点
3位 松山大学 143点
4位 徳島大学 183点
5位 高知大学 253点
  1位 香川大学 118点
2位 高知大学 165点
3位 松山大学 168点
4位 香医大学 225点
5位 愛媛大学 230点
6位 徳島大学 291点

・ 恒例のスナイプレースレポートは→こちら


8月28日(月) 反省会

 夜7時半より、田中医院の会議室においてインカレの反省会。各艇がホワイトボートを使い全レースを振り返った。来年は無いが、2年後にインカレが再び高松の予定なので、今の1、2年は今回の情報が参考になるでしょう。事前に聞いた話や、7レースを走って感じた事を簡単にまとめると、「風向が北東の時、高松の海面は2パタアーンに分かれる。@微風:右(岸)に突っ込むコースが良い。岸にいくほどヘッダーがはいるが、風が落ちると右海面(岸)の奥にブローがあらわれる。A中風:シフトに合わせて真中を行き、最終的に沖コースを通る。風が上がると左海面(沖)のブローが良い。(注意)これに潮の流れが入る。潮を使おうと思えば沖を通り、避けようとするなら岸よりを走る。そして、どんな風であろうと、スタート後いきなり左海面(沖)に突っ込むコースは自殺行為」ってな感じ。これは、僕の感想であって正解かどうかは全然定かではない。もちろん地元の人に聞くのが一番正しいっす。この反省会を通して、徳大スナイプ陣の弱点がだいぶ鮮明に浮き上がってきた。今度から、来年の徳島インカレに向け、これらを徹底的に塗りつぶしていこう。これでもか、というぐらいに。
 11時前に反省会が終了して田中医院を後にした後、飲もうという話になる。場所は「ゆかぽん邸」に決定。サンクスも近いし、人も結構入るし飲み屋としては理想的。「クラこん」「オオノ邸」に引き続き定着するかも。12時前に飲みだして、「ゆかぽん邸」をでたのは4時ぐらい。ピコジョッチが寒かったのはいつも通りであるが、コンコンが久々に結構酔っ払って面白かった。話題は途中より新チームの話となる。これから、色々と考えていかないといかんね。470も・・。


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