2009年06月

■2009年06月28日(Sun)：劔岳 点の記

MOVIX京都で映画『劔岳 点の記』を観てくる。満足度★★★★★。

「何故、地図を作るのか」
「何故、山に登るのか」

この2点を主人公は映画中に答える。新田次郎原作。陸軍測量隊が地図作りと劔岳初登頂に挑む。キーワードは「仲間たち」。映画は、迫力ある山岳映像と、「陸軍測量隊と山岳会の初登頂争い⇒衝撃の結末！」のストーリーが面白く、非常に満足。

主人公の妻役の宮崎あおいは、少ししかでてこないのだが、貫禄のある新婚妻のいい演技をしており、印象に残った。

「劔岳」。この名前を聞いただけでも、この映画を観に行こうと思った。中学生のとき、この山に登った。しかし、山頂の記憶が全然思い出せない・・。奥穂高とか槍ヶ岳とか白馬は何となく思い出せるのだが。

この映画の原作『劔岳 点の記』（新田次郎著）も気になる。

■2009年06月23日(Tue)：蟻の兵隊

DVDで『蟻の兵隊』を観た。日本軍山西省残留問題のドミュメンタリー。戦争とは何か。満足度★★★★☆。

国家の起こした戦争に個人は翻弄される。類似の問題は、他のもたくさんあるはずだ。このまま解決されずに、歴史の闇に埋もれてしまうのであろうか。

■2009年06月20日(Sat)：愛を読むひと

「彼女の秘密を知っている。しかし言えない。」

MOVIX京都で『愛を読むひと』を観た。満足度★★★★☆。原題：THE READER。1958年ドイツ、36歳ハンナと15歳少年、ナチス問題がからむ。ハンナ役のケイト・ウィンスレットは、本作品でアカデミー賞最優秀助演女優賞。「何故、朗読なのか」。それがこの話のキーポイント。

■2009年06月17日(Wed)：マンデラの名もなき看守

「なぜコーサ語が話せる？」

DVDで『マンデラの名もなき看守』を観る。満足度★★★★☆。南アフリカ大統領マンデラの「囚われの27年間」での白人看守との交流。アパルトヘイト政策。これも白人が犯した理不尽政策の一つ。世の中は少しづついい方向に向かっているのか。

アフリカと言えば、この前読んだ新書『アフリカ・レポート』が現代アフリカを知る入門書にして適書。この映画とあわせ持って読むと、アフリカの近代と現代が繋がり、立体的なアフリカが見えてくる。日本から遠い国々、アフリカ。貴金属資源の供給国としてや、BRICsに続くこれからの消費国として、ビジネスで重要となってくるであろう。

■2009年06月13日(Sat)：レスラー

「俺に引退せよと言えるのはファンだけだ！」

京都シネマでミッキー・ロック主演の映画『レスラー』を観てきた。公開日ということもあってか、満席。昨年の第62回ベネチア国際映画祭での金獅子賞受賞、ゴールデン・グローブ賞主演男優賞受賞・助演女優賞受賞。満足度★★★★★。

プロレスラーとストリッパーの話。痛々しいシーンが多いが、最後の熱い々シーンには涙した。プロ魂って凄いね。こんなプロ魂で今の仕事に取り組みたい。Bruce Springsteenの主題歌『The Wrestler』もvery good! 　⇒予告編（YouTube）

■2009年06月11日(Thu)：ヤング＠ハート

「七色の虹に腰かけて見ているわ。」

前から気になっていた映画『ヤング＠ハート』をDVDで観た。平均年齢80歳のコーラス隊のドキュメンタリー。満足度★★★★★。劇場の予告編を観たときから感動しそうになった作品だ。　⇒予告編（YouTube）

老人パワーって凄いな。言葉の重みが違う。歌うってすばらしい！人生もすばらしい。刑務所の場面と、「fix you」で感動。

■2009年06月09日(Tue)：ラストゲーム 最後の早慶戦

ＤＶＤで『ラストゲーム 最後の早慶戦』を観る。満足度★★★★★。

学徒出陣の前に行われた野球の早慶戦。「思い出を作ってやりたいんだ」。早稲田野球部監督、慶応義塾長の熱い思いが試合開催に結びつく。試合後の早稲田校歌の場面で一番感動！

■2009年06月03日(Wed)：ハッピーフライト

ＤＶＤ新作で『ハッピーフライト』を観る。満足度★★★★★。

副操縦士の田辺誠一はコメディーな演技いいねぇ。主人公と思った綾瀬はるかは思ったより目立たなかった。グランドスタッフ役の田畑智子もいい味を出している。彼女といいNHKの朝ドラヒロイン経験者に弱いんだよなぁ。

DVDで観ても楽しい映画だった。さすが矢口史靖監督。飛行機に関わる色々な職業の人達が登場。この映画を観ると、職業のプロ意識が刺激されるねぇ。明日から仕事がんばろう。